【トルコ】服部理事長、A.ビュレント・メリチ駐日トルコ大使と懇談(2014.5.27)

当協会の服部理事長は5月27日、メリチ駐日トルコ大使を表敬訪問、前日26日にトルコ代表団に日本の原子力発電の状況を紹介したことを報告し、懇談しました。

日本は、安倍首相がトルコを訪問した2013年5月に、トルコと原子力協力協定とIGAを締結、トルコにおける二番目の原子力発電導入計画である「シノップ・プロジェクト」の優先交渉権(実質の内定)を得ています。

メリチ大使は、原子力発電についてはトルコに地元でも反対の声があるとした上で、「エルドアン首相と安倍首相が両国の関係を深め、Strategic Partnershipを打ち立てた。シノップ・プロジェクトもこの戦略的観点で捉えられている。すなわち、原発の建設・運転が中心であるが、科学技術大学プロジェクトもその中に含まれている」と述べ、シノップ県の知事としては、原発導入の決定までに地元に静謐を取り戻したい。シノップ県は人口も減少しており、就業の機会も減っている。原発を立地することで、大学もでき専門家も集まってくる。首相もシノップ原発をフレキシブルなプロジェクトとしていると説明しました。

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懇談後の記念撮影(トルコ大使公邸で、左からKesmen参事官、Meric大使、服部理事長、当協会・中杉)

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