[諸外国における原子力発電開発の動向] 話題を追って (2001年3月中旬〜5月中旬) |
米国:ドミニオン社、ミルストン1、2、3号機の買収を完了ドミニオン・エナジー社は3月31日、ミルストン1、2、3号機の買収を完了したと発表した。コネチカット州最高裁判所が3月下旬、同発電所の反対グループ同盟による売却阻止の訴えを棄却したことを受けたもの。 これに先立ちNRCは、ミルストン1号機(BWR、68万9000kW)、2号機(PWR、89万5000kW)、3号機(PWR、120万9000kW)のノースイースト・ユーティリティーズ(NU)社からドミニオン・エナジー社の子会社であるドミニオン・ニュークリア・コネチカット社への運転認可の移転を承認していた。これで、ドミニオン・ニュークリア・コネチカット社は、ミルストン1、2号機の100%と同3号機の93.47%を所有することになった。 これによりドミニオン・エナジー社は、子会社のバージニア・パワー社が所有するノースアナ1号機(PWR、94万kW)、2号機(同、94万4000kW)とサリー1、2号機(PWR、84万kW2基)を加えると、計6基・566万8000kWの原子力発電所を所有することとなる。 [終わり]
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