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地元自治体の動き、ニュースなど

 川俣町・山木屋地区の避難区域再編、すべての避難区域で再編完了

 政府の決定に基づき、計画的避難区域の福島県川俣町山木屋地区が8月8日、早期の帰還を目指す「避難指示解除準備区域」と数年後の帰還を目指す「居住制限区域」に再編されました。これにより、福島県内の避難区域11市町村全ての再編が完了したことになります。(2013.8.11)

 JR常磐線広野駅と竜田駅間が来春運転再開へ

 JR東日本は8月1日、東京電力福島第1原発事故と東日本大震災で不通となっている福島県内のJR常磐線54・5キロのうち、広野町の広野駅と楢葉町の竜田駅間8・5キロの運転を、来年春に再開すると発表しました。今月から駅や線路の復旧工事と除染を始めるということです。 (2013.8.4)

 双葉町、役場機能をいわき市に移し業務開始

 双葉町は6月17日、役場機能を埼玉県加須市から福島県いわき市に移し、新しくいわき市南部のJR植田駅近くに建設した仮庁舎「いわき事務所」で、業務を開始しました。原子力発電所事故により避難してから2年3カ月ぶりに福島県内での役場業務が行われることになったものです。(2013.6.27)

 川内村「いわなの郷」、2年3カ月ぶりに営業再開

 川内村にある複合観光施設「いわなの郷」が6月9日に営業を再開しました。「いわなの郷」は平成23年3月の大震災や原子力発電所事故発生以来休業していましたが、2年3カ月ぶりの営業再開となりました。この施設の養魚場ではいわなを養殖していて、誰でも渓流で生息するいわな釣りを楽しむことができるということです。その他、敷地内には和風庭園・水車小屋、民家風のコテージも設けられています。(2013.6.10)

 富岡町で「まちづくり検討委員会」発足

 富岡町は6月2日、「まちづくり検討委員会」を発足させ、第1回会合を開催しました。この日の会合では、遠藤勝也町長が外部委員22人を委嘱した後、事務局が町民の避難状況のほか、区域再編、除染、仮置き場の方針などを説明するとともに、昨年策定した町災害復興計画(第1次)の要点などを説明しました。これを受け、委員からは「町民の意見を広く取り入れるべき」、「町民が自ら今後のまちづくりを行う意識が持てるような計画が必要」などの意見が出されました。(2013.6.9)

 双葉町の警戒区域が再編、「帰還困難」「避難指示解除準備」の2区域に

 政府の決定に基づき、原子力発電所事故に伴う双葉町の警戒区域の指定が、5月28日午前0時をもって「避難指示解除準備」と「帰還困難」の2区域に再編されました。「避難指示解除準備」区域は大字両竹、大字中野、大字中浜の3地区。それ以外の地区は「帰還困難」区域となっています。(2013.6.9)

 双葉町が復興まちづくり計画案をとりまとめ

 双葉町の復興まちづくり委員会は5月8日、「町復興まちづくり計画(第一次)」案をとりまとめました。その中で、放射線量が早期に低下した町内の地域に都市機能を集中させ、新たな街をつくることを提言しています。(2013.5.18)

 楢葉町の第2次復興計画案で放射線医療の拠点誘致など盛り込む

 楢葉町の町復興推進委員会は第2次町復興計画案をまとめ5月11日、町長に答申しました。計画案では、中核プロジェクトとして、「放射線医療研究・予防医療福祉総合センター」の誘致や、交通、サービス、不動産管理、建設、飲食など復興に向けた総合的な事業を推進するまちづくり会社「ならは復興会社」の設置、町の中心部に日常生活機能を集約させる「スマートコミュニティとコンパクトなまちづくり」などを掲げています。(2013.5.18)

 大熊町、中間貯蔵施設の候補地選定に向けた事前調査受入れ

 大熊町は4月15日、除染廃棄物の中間貯蔵施設の候補地選定に関する事前調査受入れを町として受け入れる判断を行い、同町のホームページの中で紹介しました。その中で、以前から示していた「従前の3つの条件」に加え、「新たな4つの条件」を国が責任をもって果たすことを条件として、大熊町として事前調査を受け入れる判断をしたことに触れ、事前調査終了後、調査結果並びに追加した条件について、全町民の方へ説明会を実施したうえで、建設の受け入れについては判断していくとしています。(2013.4.19)

 川俣町が愛知県日進市と災害時相互応援協定を締結

 川俣町は4月7日、愛知県日進市と「災害時の相互応援協定」を結びました。市内で開催された岩崎城春祭りの会場に古川道郎町長を招き、市民の前で調印式を行いました。11年9月の日進市の花火大会で、川俣町産の花火打ち上げを中止した問題をきっかけに両市町は交流を深めていましたが、このほど応援協定の締結につながったものです。
 協定では、災害時に食料や飲料水を提供することや、被災者の救助車両、救援・応急復旧のための職員派遣を相互に行うことなどが盛り込まれています。(2013.4.19)

 浪江町が避難区域再編にあわせ、「立入りのしおり」作成・配布

 浪江町では4月1日から避難区域が再編されるのにあわせ、町民の立ち入りに必要な事項をまとめた「立入りのしおり」を作成し、全世帯へ届けるということです。
 町の再編では、空間放射線量により低い順から避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に区分されますが、この「しおり」は、区域によって違う立ち入り方法や、立ち入りルートの制限、放射線対策、町役場本庁舎での対応業務、仮設トイレなど町内の施設の案内を記したものです。(2013.3.19)

 葛尾村小中学校が三春町で再開へ

 福島県は、東京電力福島第一原発事故で休校している葛尾村の村立小中学校(葛尾小、葛尾中)は、避難先の三春町にあり今年度末で廃校する要田中の校舎を仮校舎として、4月から学校を再開するということです。(2013.3.19)

 楢葉町、町内での営業再開事業者むけ支援を検討

 楢葉町は2月1日、2015年春の町民帰還に向けた産業再生策の一環として、町内で営業を再開する事業者に対し、町独自に損失の補填策を設ける検討を開始したということです。町に戻ると打ち切られる休業補償の代替策として帰還事業所を対象に補填するというものです。(2013.2.10)

 富岡町で稲作再生へプロジェクト協議会発足

 富岡町は1月28日、「町アグリ環境プロジェクト協議会」を設置しました。民間企業の基金などを活用して、当面はバイオ燃料に使うコメの作付けを目指す。協議会は学識経験者、バイオ燃料に詳しい民間企業役員、地元農家ら14人で構成され、稲作の再生に向けた課題を整理し水田の維持や活用法を検討していくということです。(2013.2.10)

 会津大学と大熊町教育委員会が教育連携で協定締結

 会津大学と大熊町教育委員会は1月25日、教育連携に関する協定を締結しました。協定の目的は、会津若松市に避難している大熊町立熊町小学校、大熊町立大野小学校及び大熊町立大熊中学校との連携を深めることにより、東日本大震災及び原子力災害からの復興を支援するとともに、同小・中学校の教育の質のさらなる向上と活性化を図り、大熊町の未来を 担う人材の育成に努めることです。
 協定に基づき、大学側は小・中学校での講座への講師派遣、体育館や図書館など施設の貸出、科学者と参加者が気軽な雰囲気で科学の話題を語り合うサイエンスカフェなど実施する一方、町教育委員会は大学生の中学校での教育実習の受け入れなどで協力します。(2013.2.10)

 葛尾村が復興計画を策定

 葛尾村の第一次復興計画が12月14日、村の定例議会で承認され策定されました。計画の期間は24年度から約10年として、村を10にゾーン分けし復興への具体的イメージを示しています。
 詳細はこちら。(2012.12.30)

 富岡町夜ノ森の桜並木を光で再現―「いわき光のさくらまつり」

 富岡町にある夜ノ森公園の桜並木は、例年福島県内外から多くの花見客が集まり、大変な賑わいをみせる場所です。現在、富岡町は立ち入りが禁止されていますが、夜ノ森の桜に思いを寄せ、いわきで避難生活を送る方々といわき市民との絆のシンボル、復興のシンボルとして、11月24日からいわき市のいわき駅前大通りのケヤキ並木にイルミネーションが灯り、「光の桜」が咲いています。この「いわき光のさくらまつり」は、平成25年1月13日まで行われます。
 詳細はこちら。(2012.11.26)

 浪江町、3区域への再編案を町議会に提示

 町全域が警戒区域と計画的避難区域に設定されている浪江町は11月20日、町内を大字単位で「避難指示解除準備」「居住制限」「帰還困難」の3区域に再編する案をまとめ、町議会の全員協議会で示しました。再編案によると、33の大字のうち、海側の11の大字を「避難指示解除準備区域」、常磐線より西側の10の大字を「居住制限区域」、山間部に近い12の大字を「帰還困難区域」にするという内容となっています。(2012.11.23)

 川内村で「安全・安心でおいしい第3回地下水サミット」開催

 福島県内の川内村、葛尾村など6町村を含む全国10市町村が参加する「安全・安心でおいしい第3回地下水サミット」が11月10日、川内村のいわなの郷体験交流館で開かれました。今回のサミットでは、地下水を「環境水」と呼び、生活に必要な水を「環境水」でまかない節水に努め、原子力発電所事故を踏まえて関係機関と連携し地下水保全対策を進めることなど、5項目からなる「サミット宣言」を採択しました。11日には、サミット参加者による川内村の現状視察が行われました。(2012.11.23)

 大熊町「住民意向調査」の結果が公表

 大熊町、福島県および復興庁の共催で大熊町の住民を対象として9月に実施された住民意向調査の結果が11月6日、公表されました。
 現時点の町への帰還意思については、「戻りたいと考えている」が11%、「判断がつかない」が42%、「戻らないと決めている」が46%という結果になっています。「判断がつかない」と答えた方が求める情報として、「社会基盤の復旧の目途」、「放射線量の低下の目途」、「受領する賠償額」、「中間貯蔵施設の情報」が上位に挙がっています。町外コミュニティへの居住意向について尋ねたところ、「居住する」が23%、「居住しない」が24%、「判断ができない」が51%。60歳代以上だけを捉えると33%の方が居住を希望しており、年代が高いほど町外コミュニティへの居住意向が強い傾向が見らるということです。(2012.11.23)

 「復興なみえ町十日市祭」は11月23日・24日開催

 浪江町内の産業振興と経済の発展を目的に明治初期に始まったとされる十日市祭。昨年に続き、避難先の二本松市(二本松駅前)で、11月23日と24日に開催予定です。(2012.10.27)

 葛尾村の住民意向調査結果

 葛尾村と福島県、国が8月から9月にかけ共同で行った葛尾村民意向調査結果の速報がまとまり、復興庁のホームページで公表されました。15歳以上の全村民1391人を対象に1033人から回答を得て、回収率は74.3%でした。
 調査の中で、避難指示解除後に村に帰る意思を尋ねる質問には、「すぐに戻る」が7.0%、「条件が整えば」が26.2%、「二地域居住する」が6.4%となり、合計で39.6%が帰村する意思を示しました。「戻らない」は27.1%、「今はまだ判断できない」は30.7%でした。また、「避難生活で困っていること」に対する回答は、「コミュニティー形成」が21.4%に達し、「就労」の13.6%や「医療」「介護・福祉」が9.8%などとなっています。
 詳細はこちら。(2012.10.23)

 ひろの童謡まつり音楽祭が2年ぶりに復活

広野童謡まつり 第18回「ひろの童謡(うた)まつり音楽祭」が10月14日、広野町中央体育館で開催されました。音楽祭は震災のため昨年は中止されましたが、今回は主催した広野町の予想を大きく上回り、出演者と聴衆合わせて約800人が参加しました。
 童謡まつりには、広野童謡大使の眞理ヨシコさんや広野出身の歌手とともに広野幼稚園、広野小学校、広野中学校、町の合唱団「めじろたち」、さらに当町の児童が避難生活で通った埼玉県三郷市の瑞木小学校、静岡県御殿場市で活動するJFAアカデミー福島、南相馬市のMJCアンサンブルも出演し、心のこもった歌声を披露。フィナーレでは、全出演者と会場が一緒になり「故郷」を歌い上げ、復興への祈りの思いを込めた大合唱となりました。(2012.10.22)

 浪江町議会が第一次復興計画を可決

 浪江町議会は10月12日に臨時議会を開き、「浪江町復興計画(第1次)」を全会一致で可決しました。計画では、今年中に避難指示区域を帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編する予定とし、今後5年間かけてふるさとを再生させ、避難指示を解除するとしています。「仮の町」については平成26年3月までに整備することを盛り込みました。
 これを受け浪江町と関係省庁では、10月22日から、復興計画や避難指示区域見直しに伴う賠償基準、除染方針などについての町民説明会を県内外で開催することとしています。(2012.10.20)

 浪江町の仮設庁舎が移転

 二本松市に役場機能を移している浪江町は、10月1日より同市平石工業団地内に新たに建設した仮設の庁舎で業務を開始しました。昨年5月から役場機能をおいていた同市郭内の福島県男女共生センターでの業務は9月末で終了。町議会や町教育委員会も10月より仮設庁舎に移りました。(2012.10.6)

 「コスキン・エン・ハポン」は10月6〜8日に川俣町で開催

 川俣町で恒例のコスキン・エン・ハポン(主催:ノルテハポン、共催:川俣町教育委員会・ケーナの響くまちづくり実行委員会)の開催情報がホームページに掲載されています。今年は10月6日(土)から8日(月)にかけての開催です。コスキンパレードは6日午前10時30分出発の予定となっています。
 詳細情報はこちら。(2012.9.23)

 広野町主催の童謡まつり、10月14日に

 広野町で生まれた童謡や唱歌を通して復興を後押ししようと、広野町主催の童謡まつりが10月14日に開催されることになりました。開催会場は同町中央体育館です。この催しには、「広野童謡大使」である眞理ヨシコさんを始めとする音楽家が出演します。地元広野町のほか、南相馬市や埼玉県三郷市からの団体も参加するということです。
 詳細はこちら。(2012.9.17)

 川内村復興計画の構想案を村議会協議会に提示

 川内村は9月14日、来年4月から5年間の復興計画の素案となる構想案を村議会全員協議会で提示しました。村が土地・建物を提供する共同店舗の設置や、大手コンビニ店の誘致、大型太陽光発電施設の誘致や工業団地の造成・誘致なども検討していくということです。今後、策定委員会を設置し、来年1月頃に素案をまとめ、同3月の村議会に提案する計画です。(2012.9.17)

 飯舘中学校、福島市内の仮設校舎で完成式典

 福島市飯野町に開校した福島県飯舘村の飯舘中仮設校舎の完成を祝う式典が9月6日、同校で行われました。原子力事故の影響で、飯舘中学校は昨年4月に川俣町の川俣高校に移転していましたが、仮設ではあるものの、1年3カ月ぶりに独自の校舎での授業開始となりました。
 この日、仮設校舎で行われた完成式典には全校生徒約100人と村の関係者約50人が出席し、菅野村長が挨拶の中で「多くの関係者のご協力で、飯舘村の大切な子どもたちの教育環境を整えることができました」と感謝を伝えました。(2012.9.17)

 大熊町が国、県と共同の「住民意向調査」実施

 9月7日より24日の間、大熊町の住民を対象として原子力発電所事故の避難者等に対する住民意向調査が、大熊町、福島県および復興庁の共催で行われています。
 国と県および地元自治体共同での住民意向調査は、8月に実施した葛尾村に続き2自治体目です。調査対象は約5400世帯で、主な調査項目は、避難先の居住形態、雇用の状況、避難生活で困っていることなどのほか、将来の意向として、帰還の意思の有無、「町外コミュニティ」への居住意思の有無など、となっています。(2012.9.9)

 大熊町の委員会が第一次大熊町復興計画案を最終取りまとめ

 大熊町の復興計画策定検討委員会が9月6日、渡辺町長に「第一次大熊町復興計画(案)最終取りまとめ」を提出しました。この最終取りまとめは、今年3月に提出した「第一次大熊町復興計画(素案)」に、5月に実施した町民アンケートの結果を反映させたものです。特に「短期的取り組み(直近の課題)」と「中期に向けた取り組み(町外拠点設置まで)」を中心に検討を重ねて作成されたということです。計画(案)は今後、9月11日〜21日に開かれる第3回大熊町議会定例会に提案されることになっています。(2012.9.9)

 広野町小中学校が本来の校舎で授業再開

 いわき市内の学校で校舎を借りていた広野小学校と中学校が8月27日、町内の本来の校舎で授業を再開しました。地元の校舎での授業が行われるのは1年5カ月ぶりです。本校舎に戻ってきたのは、広野小学校児童が65名、中学校生徒が31名ということです。
 授業再開にあたり、広野小中学校の校長先生も、生徒たちが充実した学校生活を送れるように環境を整えていきたいなどと話しています。(2012.8.28)

 「仮の町」構想めぐり「いわきふたば絆会」が発足

 福島県双葉郡の住民が他の市町村に拠点をつくる「仮の町」構想をめぐって、いわき市で8月25日、住民たちが「いわきふたば絆の会」を発足させました。会は浜通り地域の住民同士が絆を強め、復興を目指すことを目的としており、今後いわき市での「仮の町」づくりに関して候補地を提案していくということです。(2012.8.28)

 浪江町民のまちづくりシンポジウムで復興プロジェクト発表

浪江復興
まちづくりシンポ 浪江町のNPO法人「新町なみえ」が主催する「復興まちづくりシンポジウム」が8月18日、二本松市内で開催され、浪江町復興に向け町民たちが構想したプロジェクトが発表されました。
 もともと商店街の地域活性化に取り組んでいたNPO「新町なみえ」は、昨年の東日本大震災後、ふるさと再生に向けた活動を展開するようになっていましたが、故郷を離れて暮らす町民自らが町の復興を考える場を求める声が高まり、同NPO内に「なみえ復興塾」を発足させ、復興のためのプロジェクトを取りまとめました。
 この日のシンポジウムには、「新町なみえ」の神長倉豊隆理事長、原田雄一「なみえ復興塾」塾長、馬場有浪江町長が出席したほか、「復興塾」メンバーの神長倉正満JAふたば監事、橋本由利子NPO法人「コーヒータイム」理事長らが、プロジェクトの概要を説明しました。
 プロジェクトは全部で24あり、町の復興にむけて2013年から50年の長期間を4つの実施段階に分けて具体的なプロジェクトのイメージが描かれています。復興公営住宅の建設、除染活動や復旧作業を統括する前線基地の構築、物流拠点・漁業再開のための港湾復旧、新しい環境エネルギー産業や地域の自然・文化を活用したエコ・ツーリズムといった新規産業の振興のほか、被災地でのオリンピック開催といった将来展望も示したものとなっています。今回示されたプロジェクトをたたき台として、今後も町民が議論を重ねていくということです。(2012.8.23)

 葛尾村民の意向調査、国および県と共同で実施

 葛尾村では、復興庁および福島県と共同で住民の意向調査を行っています。8月17日から9月3日の間、中学生を除く15歳以上の全村民約1400人を対象に、現状把握のため避難先の居住形態や雇用の状況、将来の意向として帰還の意志や帰還の場合の条件などについて調査を実施します。結果は9月中に公表される予定です。なお、国と地元自治体による意向調査実施は葛尾村が初めてです。(2012.8.22)

 広野町と川内村で復興を願う夏の催し開かれる

 旧盆の頃を迎え、広野町と川内村では復興祈念の催しが開催されました。
 広野町では8月11日、広野町復興祈念花火大会が同町築地ヶ丘公園を主会場として行われました。この日は雨模様でしたが多くの町民が集まり、尺玉30発を含め4000発打上げられた花火のほか、ステージでのバンド演奏やフラダンスを楽しんだということです。そのときの模様はこちら
 一方、川内村では、12日から14日にかけ「かわうち復興祭」が開かれ、コンサートや太鼓の演奏、花火打ち上げなどが行われました。そのときの模様はこちら。 (2012.8.19)

 双葉町の「7000人の復興会議」

 双葉町では、町民1人1人の意見や提案を重視し、町民すべてが主体的に参加して復興まちづくりを考えるための町民参加型の復興計画策定会議として、「7000人の復興会議」を開催することとしています。
 8月19日の福島市での会議開催を皮切りに、9月2日には東京都大田区で、同16日には新潟県柏崎市での開催も予定されています。(2012.8.19)

 川内村の草野心平記念館が再開

 川内村にある草野心平記念館。川内村に関係の深い詩人・草野心平氏ゆかりの天山文庫および阿武隈民芸館は昨年3月の大震災により一部損壊を受けましたが、このほど修復と除染を終え、8月10日から再開しました。
 同記念館の詳細はこちら。(2012.8.18)

 「川俣シャモまつり」が9月1日、2日開催

 川俣町の特産品である川俣シャモをメイン食材として楽しむ「川俣シャモまつり」が9月1日、2日の両日、川俣町中央公民館前で開かれます。祭りでは、川俣シャモを使った料理の屋台が並ぶほか、世界一長い川俣シャモの丸焼き50羽に挑戦する参加型イベントも行われるということです。
 詳細はこちら。(2012.8.10)

 飯舘村でタブレット端末を利用した情報交換システム運用開始

 飯舘村では8月8日、避難により離れ離れになっている村民と双方向の情報交換を行うシステムの本格運用を開始しました。
 村民約2500世帯に配布された情報タブレット端末を通じて村民に対して情報を提供するほか、村民同士が画面を通じて双方向で会話ができるシステムです。
 この日は、村役場で運用開始のためのオープニングセレモニーが開かれました。菅野村長は村民が離ればなれになっていることに触れ、「広報の充実や懇談会の開催などを行ってきましたが、これはさらに情報を必要とする村民の声に応えるためのシステムです。村の情報を即座に送り、村民は好きな時に情報を取り出すことができます。双方向通信により村への要望を送っていただくこともできます。」と、システムを活用し村民とのコミュニケーションが広がることへの期待を寄せました。(2012.8.9)

 楢葉町の町政懇談会、東京での開催

楢葉町懇談会 楢葉町は7月22日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで町政懇談会を開催、町民約40名が参加しました。4月の松本町長就任後、町政懇談会は各地で開かれ今回で32回目の実施となりました。
 この日の会合には、松本町長、宍戸副町長ほか町の幹部が出席し、地元から離れ避難生活を送る町民に対して町政に関する説明と質疑応答が行われました。
 松本町長は「町政を取り巻く課題の多さに愕然としたが、スピード感を持って対応していきたい」と述べるとともに、楢葉町は住民が帰ることができる環境にあることから、国による避難区域の見直し受け入れを表明したことを参加町民に伝えました。この後、楢葉町側からは行政組織の見直しや復興計画、町内の除染計画等についての説明が行われました。これを受け、町と町民との間で、避難区域見直し受入れの背景や今後の動き、帰還に伴う留意事項、町からの線量計貸し出し等についての質疑応答が行われました。
 なお楢葉町は、8月10日頃には避難指示解除準備区域に再編され、町民が自由に町内へ立ち入ることができるようになる予定です。(2012.7.26)

 大熊町の町民アンケート調査の中間結果を公表

 大熊町では5月から実施していた町民アンケート調査の中間結果を速報値としてまとめ、ホームページで公表しています。町に帰ってもよいと考える放射線量、町が設ける復興の拠点となる町指定地についてなどの町民意見がまとめられています。
 詳細はこちら。(2012.7.24)

 浪江町民「絆ファーム」が避難先で野菜作り、帰町への想いつなぐ

浪江絆ファーム 福島市内の借り上げ住宅で避難生活を送る浪江町民の自治会員有志で結成された 「絆ファーム」が福島市内の畑を無償で借り受け、野菜を作り販売しています。「絆ファーム」のメンバーは、毎日の畑仕事を通じた交流で、町民同士の絆を維持しているとのことです。
 丹精込めて作られた野菜は、浪江町民が住む福島市内の仮設住宅や、市内の一部スーパーで販売されていて、とても美味しいと評判。7月下旬にはジャガイモの出荷が開始され、今後はサトイモ、カボチャ、白菜、大根などいろいろな野菜が作られるとのこと。売上げは来年用の種や苗代に充てられ、メンバーは帰町にむけた想いをつないでいます。
 販売担当の亀田氏は「野菜はもちろんのこと、畑の土壌と用水も全て放射能検査をしっかり行っている。農作物については全てNDという結果が出ているので安心して食べてほしい。」と語っています。
 絆ファームの野菜販売情報は地元物産・製品等のご紹介のコーナーで(2012.7.12)

 復興祈念花火大会を開催、8月11日広野町で

 広野町では、町の復興と住民の早期帰還を目指して、8月11日(土)に「広野町復興祈念花火大会」を開催します。大会のメイン会場は同町築地ヶ丘公園で、花火打上げ会場は浅見川河口です。約4,000発の花火が打ち上げられるということです。
 この花火大会実施に対し、広野町ではひろく協賛依頼と打ち上げ希望者の募集を行っています。
 大会ポスターはこちら。町からのお知らせはこちら。(2012.7.6)

 試験操業の魚介類を福島県内で販売再開

 福島第一原子力発電所事故のため休漁し、試験操業で漁獲された福島県相馬市沖の漁獲物が6月25日、相馬市と福島市のスーパーマーケットや魚店で販売されました。漁が全面自粛となっていた福島県沖の魚介類が店頭に並ぶのは1年3カ月ぶりです。地元産の味を待ちかねた客が次々に買い求めほぼ完売したということです。
 この日に出荷されたのは相馬沖で捕獲されたミズダコとヤナギダコ、ツブ貝の3種で、福島県沖のどこでモニタリング調査しても放射性物質が不検出でした。相馬市、福島市のスーパーマーケットなどで加工品を販売したところ、多くの店舗が売り尽くしたとのことです。
 次の試験操業は27日に行われ、検査で基準値を下回ったことから、第2弾の加工品販売は29日に始まりました。福島県外向けの出荷は、試験操業の継続が決まった後、検討される見通しです。  漁業関係者は、「6月中旬より、販売を目的としない試験操業を何度も続けてきており、他県においても基準値を超えないよう気をつけていた。今後も地道な努力を続けていきたい。」と話していました。(2012.7.3)

 双葉町が「仮の町」を視野に町づくり計画を検討へ

 昨年3月以来、福島県外(埼玉県加須市)に役場機能を移している双葉町では、今後、復興計画等の策定を予定しています。双葉町の井戸川町長は6月1日に発信した”悔いの残らない取り組みを”とのメッセージの中で、避難生活の長期化が予想される中「仮の町」を見据えた双葉町復興まちづくり計画策定のための委員会を立ち上げ検討していくことに触れ、新生双葉町として甦るための最良の計画を策定し実現に取り組むとの考えを示しました。
 メッセージはこちら。 (2012.6.7)

 飯舘村、村民に帰還の意向など問うアンケート調査を実施中

 飯舘村では、5月22日から6月1日までの期間で村民を対象としたアンケート調査を実施中です。今回のアンケート調査は、村民の避難生活の現状や災害による生活への影響、そして村への帰還への意向を把握するために行われているものです。村では、アンケートの回答をもとに、今後、避難生活支援や復興に向けた取り組みの検討を行っていくとしています。 (2012.5.27)

 大熊町住民に対して国主催の説明会開催

 国が主催する大熊町住民に対する説明会が、5月12日と13日に開催されました。12日の郡山市会場には細野環境大臣と吉田復興大臣政務官が、13日のいわき市・会津若松市会場には高山環境大臣政務官と吉田復興大臣政務官が出席しました。会では関係省庁から、双葉地方町村会からの要望に対する回答のほか、避難指示区域の見直しや賠償、除染・中間貯蔵施設について説明がなされたということです。
 説明会の概要は、大熊町の公式ブログで紹介されています。
 詳細はこちら。(2012.5.20)

 

 富岡町「仮の町」構想への意向調査について

 富岡町は、町内の放射線量が低い地区、いわき市および郡山市の3か所に町民を集約して暮らしてもらう「仮の町」構想を検討していますが、平野達男復興相が5月9日、遠藤勝也町長と意見交換し、この「仮の町」構想について今年秋までに町民の意向調査を行うことを確認し、一方、遠藤町長は町としても調査を行う考えを示したということです。(2012.5.13)

 浪江町が復興ビジョン策定、ビジョン検討の記録を動画で紹介

 浪江町は、「浪江町復興検討委員会」での検討や復興有識者会議からの意見を基に、町として災害にどう向き合い、どのように対応していくのか、をまとめた「浪江町復興ビジョン」を4月19日に策定しました。
 町のホームページでは、復興ビジョン策定にあたって行われた町民アンケートやパブリックコメントの結果を公表していますが、あわせて、復興検討委員会が町にビジョンを提言するまでの記録をまとめた動画も公開しています。町民アンケート等に寄せられた町民一人ひとりの声を大切にし、同じ町民としてビジョンへ込めた委員の想いを感じてもらいたいとのメッセージが添えられています。
 詳細はこちら。(2012.5.13)

 

 楢葉町が復興計画を策定

 楢葉町は4月25日、第一次の復興計画を策定し公表しました。計画は、地震・津波災害と原子力災害を克服し、より健康で暮らしやすい新しい楢葉の礎をつくることを目標に、安全・安心な生活の再建、町民の主体的な参画と自立、次世代への継承、広い視野に立つ復興――を基本理念として掲げています。
 詳細はこちら。(2012.5.4)

 

 富岡町夜ノ森公園の桜

 夜ノ森地区の桜が有名な富岡町。現在も避難指示区域内にあるため直接桜を楽しむことはできませんが、同町などのホームページでは、夜ノ森の桜の開花状況を動画やライブカメラが伝えています。
 写真と動画はこちら。ライブカメラはこちら。(2012.4.15)

 南相馬−相馬間の常磐道が新規開通

 常磐自動車道の南相馬インターチェンジと相馬インターチェンジの間14.4kmが4月8日に開通しました。常磐道としては東日本大震災後初の新規開通区間です。なお、9月30日まで全車両が無料で通行できるということです。(2012.4.15)

 浪江町の検討委員会、復興ビジョン提言を町長に提出

 浪江町の復興の理念や基本方針を昨年10月から検討してきた「浪江町復興検討委員会」は3月27日、「浪江町復興ビジョン提言」を取りまとめ、馬場有町長に提出しました。提言提出にあたり、「復興に向けた具体的な取り組みを定めた復興計画を策定し、迅速かつ確実に実施」するよう町に要請を行いました。
 提言では、分散して避難している町民が集約した「町外コミュニティー」で暮らせるよう整備した上で、浪江町に帰町できる環境を整えていくとしています。コミュニティーは暫定的な居住地としつつ、短期・中期・長期の3段階により町民の生活再建を図りながら、町内の除染や社会基盤の復旧に取り組む方向性を示しました。
 詳細はこちら。(2012.4.4)

 川内村と田村市で「警戒区域」が解除

 3月30日の政府による避難区域の見直し決定により、川内村、田村市、および南相馬市についての避難区域が再編されました。
 4月1日午前0時に川内村と田村市に指定されていた「警戒区域」が解除されたほか、避難指示区域については、川内村では「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」の2つの区域へ、また田村市では「避難指示解除準備区域」に移行しました。
 なお、南相馬市については、「警戒区域」の解除とともに、避難指示区域が「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3区域に設定されます。対象区域が広域であることなどから、実際の区域移行は4月16日午前0時に行われることになりました。
(2012.4.1)

 広野町長が全町民避難指示を解除

広野町長会見  3月30日、広野町の山田基星町長は記者会見を行い、3月31日をもって、昨年町長が出した全町民避難指示を解除することを発表しました。
 広野町では昨年3月13日、福島第一発電所1号機の水素爆発を受けて、山田町長が住民の安全を最優先に考え、避難指示を出したことから、約5300人の町民のほとんどがいわき市内の仮設住宅で生活を送ることとなりました。現在、約270名の住民が帰町していますが、町長は、今後の本格的な町民帰還のためには、インフラの整備や雇用の確保など復興計画に基づき施策を進める必要があると語っています。(2012.4.1)

 「相馬野馬追」は7月28日〜30日に開催、ポスターが販売開始

 国指定重要無形民俗文化財である「相馬の野馬追」。平成24年度は7月28日〜30日の3日間にわたり行われます。3月23日には、相馬野馬追執行委員会から今年の相馬野馬追ポスターが販売開始されました。
 詳細はこちら。(2012.4.1)

 川内村役場が移転、本庁舎での業務再開へ

 郡山市のビッグパレットに役場機能を移していた川内村は3月24日、移転作業を行いました。26日から本来の川内村庁舎での業務再開となります。
 なお川内村では、遠藤雄幸村長が1月31日に村民に向け、「戻れる人から戻りましょう」との「帰村宣言」を行っています。(2012.3.25)

 東京マルシェ・ジャポンで川俣特産「川俣シャモ」をPR

 川俣町農業振興公社と川俣町では、東京マルシェ・ジャポン(都市住民参加型の市場)とのコラボレーションにより、3月24日と25日、青山・表参道のマルシェ特設ブース(国連大学前広場)で復興イベントを開催します。両日とも10時から16時までの開催です。
 イベントでは、川俣町の特産品「川俣シャモ」を出展し、風評被害の払拭や販路拡大等を目指します。25日12時には、川俣町長をはじめ、福島県東京事務所長、復興庁福島復興局長などの参加により、生産者・町・県・国等が一緒になって川俣町の復興を力強くPRする場面も予定されています。(2012.3.20)

 富岡町長が首相を訪ね復興に関して要望

 遠藤勝也富岡町長は3月14日、野田佳彦首相を訪問し復興に関する9項目の要望を行いました。町長からは「復興元年の年となるよう、国が前面に立ち、スピード感を持って対応して欲しい」と訴えたところ、野田首相からは「被災地の皆さまとコミュニケーションを取りながらしっかり対応したい」との言葉があったとのことです。町長はあわせて、文部科学省、国土交通省、環境省、厚生労働省、復興庁の各大臣にも要望活動を行いました。
 詳細はこちら。(2012.3.20)

 福島県の農林水産業の再生に向けた県外モニターツアー募集開始

 福島県が進めている「ふくしま新発売。」プロジェクトでは、3月28日に「今の福島を見に行くモニターツアー」の実施を企画し、3月10日からこのツアーへの参加申し込み(定員30名)を開始しました。福島県外の人に現在の福島の姿や様々な取り組みを見てもらい意見を出してもらうことで、県の農林水産業の再生に向けた今後の情報発信の参考とする試みです。
 詳細はこちら。(2012.3.11)

 川内村民の帰還に対する意向調査の結果公表

 川内村は3月6日、村の復興と行政機能再開に向けて村民の帰還に対する意向調査結果を公表しました。
 調査は2月3日から3月2日にかけて実施したもので、対象者2894名のうち62%の1817人から回答が得られました。その結果、33%が「帰村する」と回答しました。一方、「帰村しない」と答えた人は28%でした。また、帰村する時期については、「4月まで」にがもっとも多い42%でした。
 川内村では復興のための行程表を示した上で、1月31日には遠藤雄幸村長が村民に向けて、「戻れる人から戻りましょう」と呼びかける「帰村宣言」を行っています。
 調査結果はこちら。(2012.3.6)

 ふくしま大交流フェアが3月20日開催、福島県と東京都がタイアップ

 福島県は東京都とタイアップして「がんばろう ふくしま!大交流フェア」を3月20日、有楽町の東京国際フォーラムで開催します。東日本大震災から1年が経った福島の復興にかける思いと、元気な福島を都民に感じてもらうことを趣旨としています。このイベントに併せて、福島県から主に都内に避難している方々を対象に、交流・情報提供の場として福島県避難者大交流会も同日開催されます。
 詳細はこちら。(2012.3.4)

 広野町が復興計画を策定、約1年ぶりに本来の庁舎に帰還

 広野町では3月1日、東日本大震災および原子力発電所事故からの復興を進めるため、今後10年間の復興の道筋を示す復興計画(第一次)を策定しました。
 復興計画はこちら。
 また、同町は同じ1日、いわき市に移していた役場機能を約1年ぶりに本来の庁舎に戻しました。原子力発電所事故で役場機能を移した9つの町村では最初の帰還となりました。町は復興計画で、町内全域を対象とする除染の完了と全町民の帰還を本年末までに実現するという目標を掲げています。(2012.3.4)

 福島県が「3.11ふくしま復興の誓い」を開催

 福島県の主催により「3.11ふくしま復興の誓い2012〜前を向きそして明日へ〜」が3月11日に県内各地で開催されます。当日の模様は特設サイトで生中継されます。>(2012.3.4)

 3月4日に川俣町復興祈念大会開催

 川俣町では3月4日に復興祈念大会を開催します。これからの再生・復興に向けたまちづくりに町民たちが一丸となって取り組む契機とするため、復興に向けた意見発表・基調講演などを行います。
 詳細はこちら。(2012.2.23)

 富岡町民の新たな絆づくりの場「ふくしま絆カフェ富岡」

 富岡町から避難している方たちの情報収集や交流のためのスペースとして、去る2月9日から福島県郡山市香久池で「ふくしま絆カフェ富岡」が運営されています。このカフェが町民の新たな絆づくりの場として、集まった人の声がカフェの形を変えていくといった「みんなでつくるカフェ」を目指しているということです。(2012.2.19)

 富岡町の災害復興ビジョンと町民意向調査結果

 富岡町災害復興ビジョン策定委員会はこのほど、町民帰町後の町の復興と帰町までの町民の方の避難生活の支援や自立的取組のあり方を示したビジョンをとりまとめました。ビジョンには町の産業再生の先導役となる地元企業や町民参加による「まちづくり会社」の設立なども盛り込まれました。ビジョンに対する町民意向調査結果とあわせて町のホームページで公表されました。
 詳細は復興ビジョン町民意向調査結果(2012.2.12)

 「戻れる人から戻りましょう」 川内村の復興に向けた「帰村宣言」

 川内村の遠藤雄幸村長が1月31日、福島県庁で村民に向けた「帰村宣言」を行いました。村では昨年9月、「緊急時避難準備区域解除」に伴う復旧計画を策定し、これに基づき村再生のために、新年度からの役場機能や学校の再開について、また「戻れる人から戻りましょう」の方針のもと、村復興のための行程表を示しました。今回、遠藤村長はその第一歩として、「帰村宣言」を行ったものです。
 遠藤村長の「帰村宣言」の全文はこちら。(2012.2.6)

 楢葉町、復興ビジョンを公表

 楢葉町は1月31日、復興ビジョンをとりまとめ公表しました。「地震や津波災害を乗り越えて新しい楢葉を作ること」を目標に、安全・安心な生活の再建、町民の主体的参画と自立、次世代への継承、広い視野に立つ復興を基本理念としています。ビジョンに基づく具体的な計画は2月にとりまとめるとのことです。
 詳細はこちら。(2012.2.2)

 広野町が復興計画案を取りまとめ町民から意見募集

 昨年11月から町の復興計画策定を進めてきた広野町は、このほど第一次素案を取りまとめました。東日本大震災および原子力事故からの復興を進めるために今後10年間の復興の道筋を示す計画が示されています。同町では、計画について広く町民の声を聞くため、1月26日からホームページで意見募集を行っています。
 詳細はこちら。(2012.1.31)

 大熊町の復興計画策定への取り組み

 大熊町ではこのほど、大熊町復興構想案が示す「みんなで戻って復興を」に向けた計画の策定を行うこととなりました。計画は、今後約5年間の目標を定め、今後の行政機能の拠点、居住場所、雇用、教育などに関する具体的な取り組みを決めるものです。
 また、この計画は大熊町に戻らない町民の方への支援も盛り込んだ幅広いものとするそうです。
 計画は、多くの方の意見を得るため、町行政区長、各種団体の長への説明会や検討会、町議会への説明を行いながら、大熊町復興計画検討委員会を中心に策定していくこととしています。
 詳細はこちら。(2012.1.29)

 大熊町、早期除染や中・長期的居住区域の確保等で総理に要望書提出

 大熊町の渡辺町長と千葉町議会議長は1月18日、総理大臣官邸を訪れ、震災や原子力事故による深刻な被害状況から復興を果たすために、早期の除染実施とロードマップの明示、中・長期的居住区域の確保と整備などを国に求める要望書を、野田総理大臣に手渡しました。

 田村市震災等復興ビジョンの素案まとまる

 田村市はこのほど、市の復興に向けた「田村市震災等復興ビジョン」の素案をとりまとめ公表しました。同ビジョンは、市民が大震災や原子力災害の苦境に挫けることなく、復興に向けて力強く前進するため、東日本大震災復興基本法の規定に基づき、国の基本方針と福島県復興ビジョンの趣旨を踏まえつつ、福島県の一翼を担うとともに田村市の再生を期して策定されるものです。市では1月16日からは素案に対する市民の意見を募集しています。
 詳細はこちら。(2012.1.20)

 福島県主催の「ふくしま文化の光フェスティバル」

 福島県・福島県教育委員会が主催する「ふくしま文化の光フェスティバル」が1月22日に福島県喜多方市の喜多方プラザで開催されます。このフェスティバルは、「希望!未来へつなげ文化の光」をテーマとして、福島県の優れた伝統文化・芸術文化の力を全国に発信するというものです。詳細はこちら。(2012.1.16)

 住民帰還に向けた川内村の村民懇談会

 川内村では、平成23年9月の緊急時避難準備区域解除にあたり策定した村の復旧計画に基づき、住民の方の帰還や行政の再開に向けた準備を進めています。その一環として、1月に村内および仮設住宅設置地域で村民懇談会を6回にわたり開催します。懇談会では、容易に帰村できるよう、また障害となっているものを払拭できるよう話し合いが行われるということです。(2012.1.6)

 楢葉町復興ビジョン策定で町民から意見募集

 楢葉町は1月4日、町の「復興ビジョン」策定にむけ町民からの意見やアイデアを反映させるため、1月16日までの期間で意見募集を開始しました。町では町民から寄せられた意見を踏まえて1月末までに「復興ビジョン」を策定し、ビジョンを骨格とした「復興計画」を3月終わりまでに策定することとしています。詳細はこちら。(2012.1.5)

 福島県が復興計画を策定

 福島県は12月28日、「福島県復興計画(第一次)」を策定し公表しました。東北地方太平洋沖地震やそれに伴う大津波、福島第一原子力発電所事故と風評などからの復興への取組みを総合的に示すための計画と位置づけられ、今後10年間の具体的な取組や主要な事業を示しています。この計画は、復興計画検討委員会における審議、各市町村との意見交換、県議会、パブリックコメントなどの意見を踏まえて策定されました。詳細はこちら。(2011.12.28)

 原ノ町駅と相馬駅間で常磐線が運転再開

 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で不通になっていたJR常磐線の原ノ町駅(南相馬市)―相馬駅(相馬市)間で、12月21日から運転が再開されました。約9カ月ぶりの運転再開です。1日の運行本数は、相馬発の上り18本、原ノ町発の下り17本の計35本ということです。(2011.12.21)

 富岡町災害復興ビジョン案について

 「富岡町復興計画」の策定にあたっている同町の災害復興ビジョン策定委員会は12月19日、検討を進めてきたビジョン素案を公開しました。復興ビジョンは帰町後の富岡町の復興と帰町までの町民の方の避難生活の支援や自立的取組のあり方を示したものです。
 現在、町発行の「広報とみおか(災害情報)」に概要版を掲載するとともに、町のホームページにもビジョン全文等を掲載し、町民の意向調査と意見募集を行っています。詳細はこちら。(2011.12.21)

 葛尾村の復興委員会、年内の策定に向け復興ビジョン案を検討

 葛尾村は12月7日、村の復興ビジョン策定に向けた「葛尾村復興委員会」(委員長・末吉健治 福島大学教授)の第1回会合を役場機能の移転先である三春町で開催しました。この日の会合では「葛尾村復興ビジョン」の案が示され、委員の間で意見が交わされました。
 同委員会は今後数回の会合を開き、年内の「葛尾村復興ビジョン」策定を目指しています。委員会の詳細は村の広報誌で紹介されています。(2011.12.21)

 広野町、9カ月ぶりに本会議場で町議会開く

 いわき市に役場機能を移している広野町の町議会が12月15日、本来の広野町議会議場で開催されました。6月と9月の定例議会は移転先のいわき市内の湯本支所で開かれていましたが、9カ月ぶりに元々の会議場で開かれたものです。なお、同町は12月1日より役場機能の一部が避難先いわき市の湯本支所から広野町役場に帰還し業務を再開。町役場の帰還完了は来年3月初めを目標としています。 (2011.12.16)

 大熊町ホームページにふるさとの写真館開設

 大熊町はこのほど、町のホームページに「大熊町写真館」を開設しました。懐かしい故郷の写真を見ることで、長い避難生活の中で失いかけてゆく思い出や町民の絆を、あの頃の住みなれた大熊町への想いを強く取り戻してもらいたいとしています。写真館のページはこちら。 (2011.12.16)

 飯舘村が復興計画を策定、村民会議のようすを公開

 飯舘村の復興計画村民会議は12月8日、復興計画の基本理念とその計画をまとめ、村に答申しました。取りまとめに向けこれまで開催してきた復興計画村民会議のようすがホームページで公開されました。「除染」「仕事」「教育検討」の各部会での議論の模様が紹介されています。また、10月から各地区で開催されてきた住民懇談会での質疑応答などもあわせて公開しています。(2011.12.11)

 「ふるさと絆情報ステーション」が福島県内各地に設置

ふるさと絆情報ステーション  福島県では、東日本大震災等に伴いふるさとを離れて避難し、民間借り上げ住宅等に入居されている方々に対し、避難元・避難先市町村や県の行政情報やNPO・ボランティア団体等の支援情報等を提供するとともに、避難者相互の交流を図る場として、県内各地に「ふるさと絆情報ステーション」を設置しています。
 この情報ステーションは、福島県の「がんばろう福島!“絆”づくり応援事業」を活用し、特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク事業者の協力のもと、避難者の方などがスタッフとして運営しているものです。福島市や郡山市、いわき市の商業施設などに設置されています。12月9日には福島市野田町のスーパーマーケットにも「ふるさと絆情報ステーション」がオープンしました。避難している方向けの情報紙や各自治体の広報誌、イベントやボランティア情報などが揃えられています。(2011.12.11)

 広野町の役場機能の一部が帰還、業務再開

 広野町では、9月の緊急時避難準備区域の解除に伴い、12月1日より役場機能の一部が避難先いわき市の湯本支所から広野町役場に帰還し業務を再開しました。同日から「除染グループ」が業務を始め、その後「産業グループ」と「建設グループ」が順次、移転することとなります。町役場の帰還完了は来年3月初めを目標としているとのことです。(2011.12.5)

 大熊町が原子力災害復興に伴う財源確保の緊急要望書提出

 大熊町は12月1日、原子力災害復興に伴う財源の確保を求め、渡辺町長、千葉町議会議長が関係大臣等に要望書を提出しました。廃炉に伴う地域の安全確保と円滑な事業推進に寄与する新交付金を創設すること、および大熊町民が震災以前の生活水準に戻れるまで財源的に長期継続的かつきめ細やかな支援をすることを要望しています。
 詳細はこちら。(2011.12.5)

 福島県、復興計画案をとりまとめ県民意見を募集

 福島県復興計画検討委員会は11月30日、復興に向けての基本理念と主要な施策を示した「福島県復興ビジョン」(8月11日策定)に基づき、具体的な取組みや主要な事業を記載する「復興計画(第一次)」の素案をとりまとめ、知事に答申しました。これを受け県では12月1日、計画素案に対する県民からの意見募集を開始しました。
 詳細はこちら。(2011.12.2)

 12月1日福島市で: 阿武隈急行線の完全復旧と復興へのイルミネーション点灯

光のしずくプロジェクト  福島駅を起点に県の北東部を走る阿武隈急行線は12月1日、大震災前の通常ダイヤでの運行を再開、完全復旧となりました。これを記念して完全復旧記念切符のセットが発売が開始されました。また同日、福島市の街なか広場では復興の思いを込めた「光のしずくプロジェクト」イルミネーション(写真)の点灯が始まりました。(2011.12.1)

 被災地の中小企業向け復興特別商談会、福島県からも参加

中小企業震災復興商談会  経済産業省・中小企業庁の主催により、東日本大震災の被災地にある中小企業の再建を支援する「下請中小企業震災復興特別商談会」が11月29日、東京・港区の東京都産業貿易センターで開かれました。東北地方の被災地の受注側企業と全国規模で集まった発注側企業が商談の機会を持ちました。
 この商談会は、8月31日に宮城県仙台市で開催されたのに続き、今回で2回目です。この日集まった企業は、受注側179社と発注側78社で、原子力発電所事故の影響を受けている福島県からも46の受発注企業が参加したほか、宮城県、岩手県の企業も参加しました。会場では、今後の被災地企業の再建につながるビジネス機会を求めて話し合いが進められていました。
 次回の商談会は、来年3月14日に岩手県で開催予定とのことです。(2011.11.30)

 いわき市の工業団地に仮設事業所・工場が完成、16事業者が入居

 報道によりますと、東日本大震災の津波や原子力発電所事故で避難している事業者向けに建てられた仮設事業所・工場がいわき市にあるいわき四倉中核工業団地内に完成し、11月22日、入居事業者(いわき市3社、楢葉町12社、大熊町1社の計16事業者)に鍵が引き渡されました。仮設事業所・工場は独立行政法人中小企業基盤整備機構が被災者向け事業として建設し、平成26年3月末まで無償で事業者に貸し出されるということです。(2011.11.24)

 震災を乗り越えて――いわき市小名浜港の現在を伝える動画

 福島県小名浜港利用促進協議会ではこのほど、東日本大震災により、甚大な被害を受けた小名浜港周辺(いわき市)を中心に、困難を乗り越えて復旧・復興している現在の姿を伝える動画「元気です!小名浜港 〜震災を乗り越えて〜」を制作しました。動画はこちら。(2011.11.21)

 「ニューおおくま」の実現を図る大熊町復興構想案

 大熊町は11月17日、町のホームページで「復興構想案」と今後の進め方について公表しました。
 「復興構想案」は10月末に取りまとめられたもので、「おおくまはひとつ、みんなで戻って復興を!!」を掲げ、@大地の復活A暮らしの復興B産業の復興Cおおくまからの発信――の4つの理念のもとで「ニューおおくま」の実現を図るとしています。今後「復興構想案」に対して住民の意見を聞きながら、主要な施策ごとの具体的取り組みや事業を記載した「復興計画」の策定作業を進め、「構想」と「計画」を作り上げていくとのことです。
 今回の公表にあたって、町は、災害で失ったものを「時間軸を考慮せず、いずれ取り戻し復興する考えであり、場合によっては10から20年要することも想定されます。戻りたい人、戻りたくない人、それぞれが選択可能な復興計画の方向性を平成24年3月までに提示し、個別調査により住民の意向を反映した基礎となる計画とします」との考えを示しています。
 大熊町復興構想(案)の詳細はこちら。(2011.11.18)

 南相馬市、復興計画案と除染計画の策定状況を公表

 南相馬市では、今年8月に策定した「南相馬市復興ビジョン」に基づいて取りまとめた「復興計画」の素案を11月11日に公表しました。計画案は、@市民の生活を再興する計画づくりA新たな発想による経済復興に向けた計画づくりB創造的な復興モデルとなる安全・安心なまちづくりC市内外のあらゆる英知を結集し、市民が主役となる復興――を基本的視点としています。同月30日まで素案に対するパブリックコメントを受け付けています。詳細はこちら
 同市は11月15日には、市内除染作業にあたり必要な事項について定める「南相馬市除染計画」の現時点での策定状況及び基本的な考え方について公表しました。市内全域を除染対象とし、除染の期間は平成26年3月末日までの2年間としています。除染作業をそのつど評価し、その後の目標を達成するため、本計画および次期計画を見直していくということです。詳細はこちら。(2011.11.18)

 広野町復興計画策定で協議会が検討を開始、年末までの策定目指す

広野町復興計画策定協議会  広野町は11月12日、町の復興計画を策定する「広野町復興計画策定協議会(会長・芥川一則 福島工業高等専門学校教授)」の第1回会合を同町湯本支所(いわき市)で開催しました。復興を大震災以前より魅力ある町づくりにする機会ととらえ、本年末までの計画策定を目指すとしています。
 計画策定にあたって、広野町では事前に住民にアンケート調査を実施しました。調査結果は10月21日に町のホームページで公表されています。この意向調査と9月30日の緊急時避難準備区域の解除に向けて作成された復旧計画、さらに大震災直前に発表された「第四次広野町町勢振興計画」をもとに、復興計画を策定する方針です。(2011.11.16)

 復興支援のため川俣町の特産品が日進市の市民祭りで販売
 今年9月の愛知県日進市の花火大会で、福島県川俣町の花火業者が製造した花火の打ち上げが中止になったことをきっかけとして、同市と川俣町との交流が開始され、11月13日に開かれた「第12回にっしん市民まつり」で復興支援の交流のひとつとして、特別ブースが設けられ川俣町の特産品の販売が行われたということです。(2011.11.13)

 楢葉町の復興計画検討委員会の活動状況について
 楢葉町では、町民や有識者、学識経験者からなる「楢葉町復興計画検討委員会」を設置して、復興ビジョンの策定を12月下旬に、またビジョンを受けた具体的な復興計画の策定を来年3月に行うことを目標に、検討を進めています。11月4日には、同町のホームページで、第1回目の復興計画検討委員会開催結果が公表されました。今後、町の復興ビジョンや復興計画の策定について発信していくこととしています。
 詳細はこちら。(2011.11.10)

 福島県の農業の未来めぐりシンポジウム

福島農業シンポジウム  福島県の農業の未来を語るシンポジウムが11月5日、福島市で開催され、農業を担う生産者や学生、消費者等の人々が多数参加しました。
 「信頼の絆づくり〜ふくしま対話」と題するシンポジウムでは、佐藤雄平知事が、原子力発電所事故による風評被害で福島の農業が影響を受けながらも、農村社会が絆でつながっているのを実感したとして、これからの「福島県の農業政策をしっかりと築いていく」と挨拶。柳澤光美経済産業大臣政務官は、責任ある除染への取り組みと福島の農業復興に対する支援を表明しました。
 パネル討論には、大学、生産者、流通業、消費者の立場を代表して4名が参加し、それぞれ福島県での農業をめぐる活動の説明や今後の復興に向けた意見を述べました。そのなかで、いわき市のトマト生産者元木寛氏や、食料品に特化した地元スーパーマーケットを経営する伊藤信弘氏は、円滑な農産品流通への放射性物質自主検査による安心情報発信の取り組みなどを紹介しました。
 この日のシンポジウムを通して、福島県の農業の復興に対する関係者の強い思いが感じられました。(2011.11.10)

 田村市が放射性物質除染実施計画を策定
 田村市は11月4日、「放射性物質除染実施計画」を公表しました。
 仮設住宅への市民の入居完了、緊急時避難準備区域の解除など震災対応に一定の進捗が見られることから、復旧のための次のステップである「除染」を進めるため、このほど市としての計画を策定、公表したものです。
 田村市では、従来の安全・安心な生活環境を取り戻すために、市が主体となり市民の協力も得つつ、地域の総力を挙げて、除染を進める計画としています。
 「放射性物質除染実施計画」はこちら。(2011.11.7)

 避難先の各地でふるさとの秋祭

 11月5日から6日にかけ、被災地域の伝統の祭りや復興を支援するイベントが避難先で開かれ、ふるさとを離れている人々や避難先の市民など多くの人が集まりました。
 そのうちのひとつ、浪江町の古くからの秋祭り「十日市」は、避難先の二本松市で「復興なみえ町十日市祭」として開かれました。二本松駅前の会場では、地元の食べ物を始めとする各種出店が並んだほか、町民が撮影したふるさと映像の上映が行われるなどし、多くの人手で賑わいを見せました (写真左)。

なみえ十日市祭二本松駅前(左)と「相馬流れ山踊り」(右)

 一方、10月15日から開催されている二本松市霞ヶ城公園の菊人形会場では、浪江町の保存会による「相馬流れ山踊り」(写真右)や「請戸の田植え踊り」が披露され、二本松市の伝統行事との融合が行われました。(2011.11.6)

 大熊町商工会運営の共同店舗が町民交流の場に

大熊町商工会共同店舗 大熊町の避難先の一部である会津若松市内の仮設住宅敷地内に、大熊町商工会が運営する共同店舗「おおくまステーション おみせ屋さん」が10月にオープンして以来、町民の交流の場としても大きな役割を果たしています。
 もともとこの仮設住宅周辺に店舗はなく、避難してきた方たちは不便を強いられていたといいます。共同店舗は、同町商工会の蜂須賀禮子会長が各地に散らばっていた商工会会員に、共同店舗出店を呼びかけ、名乗りを上げた13名の会員から希望を募り「共同店舗運営協議会」を設立。メンバー全員で出資金を出して、7月から開店準備を進めてきたものです。蜂須賀さんは、「共同店舗にある交流スペースをどんどん使ってほしい。コミュニティーの深まりが我々の目的でもある。みんなの笑顔を見て、作ってよかった」と語っています。(2011.11.6)

 11月5〜6日に「南相馬かしま区復興秋まつり」と「三春秋まつり」
 南相馬市鹿島地区の復興を願う「かしま区復興秋まつり」および、葛尾村民の元気づくりやコミュニティの維持、避難受入先である三春町との絆づくりを推進するイベント「三春秋まつり2011」が11月5〜6日の両日開かれます。ともに詳細は、こちらから。(2011.11.4)

 浪江町と大熊町、復興に向けたふるさとの祭りが11月5日に開催
 浪江町の古くからの秋祭り「十日市」が11月5、6日の両日、避難先の二本松市で「復興なみえ町十日市祭」として開かれます。二本松市の祭りとのコラボレーションも行われます。詳細はこちら
 一方、大熊町の復興に向け町民同士の絆を深めあえるようにと、「おおくまふるさとまつり」が11月5日に会津若松市内で開催されます。詳細はこちら。(2011.10.29)

 福島県の農業の未来を語るシンポジウムが11月5日開催
 福島県の農業の未来を語り合うシンポジウム「信頼の絆づくり〜ふくしま対話」が11月5日、福島市で開催されます。
 福島県の農業が震災や原子力事故の影響を受けるなか、8月に策定された「福島県復興ビジョン」のもと、農業を担う学生や消費者、生産者等の人々が交流を図り福島県の農業の未来を語り合うシンポジウムです。第1部では、ふくしまの新しい農と食にむけて、生産、流通、消費の信頼の絆づくりについて話し合われます。第2部ではテーマごとの分科会が開かれます。
 詳細はこちら。(2011.10.29)

 南相馬市が警戒区域・計画的避難区域の解除に向けた工程表を公表
 南相馬市は10月24日、警戒区域・計画的避難区域の解除に向けた工程表を公表しました。
 避難している市民の放射性物質からの影響に対する不安の解消と従来の生活を回復するためのインフラ整備など、行政分野ごとに必要な対策を行うため、警戒区域・計画的避難区域の解除を前提とした作業の工程表を策定したものです。今年10月から来年3月までの6カ月を想定した作業の目標が設定されています。
 工程表によると10月から、放射線モニタリング結果に基づき警戒区域の解除または縮小を国と協議することや、警戒区域の一時立入りの実施、除染モデル事業に関して国との連絡調整を行うとしています。11月からは、教育施設や市営住宅の被害調査などを実施。来年1月からは、警戒区域の除染実施に関する国との協議、農地や山林の除染事業、小中学校の校庭の除染連絡調整を行うなどの工程が示されました。
 詳細はこちら。(2011.10.27)

 福島県の復興計画策定で12の重点プログラム案を提示
 福島県は10月23日に開いた県の復興計画検討委員会分科会で、具体的取り組みと主要事業に関する12の重点プログラム案を提示しました。
 福島県は8月に策定した復興ビジョンに基づき、具体的な復興計画事業を年内に策定するため検討を続けています。23日に示された素案には、放射性物質の除染を進める「環境再生プロジェクト」、再生可能エネルギー研究開発を推進する「再生可能エネルギー推進プロジェクト」、最先端の放射線医学の研究推進と診断・治療の高度化をする「医療関連産業集積プロジェクト」など、重点プロジェクトとして12の事業案が示されました。復興計画策定についての詳細はこちら

 また、福島県では復興に向けたふくしまの思いを全国や世界に伝えられる合言葉となる復興計画のサブタイトルを11月11日まで一般公募しています。
 詳細はこちら。 (2011.10.27)

 広野町も町民アンケート結果を公開
 広野町も10月21日、町の復興に向けて行った町民アンケートの結果(概要)を公開しました。
 避難前に住んでいた場所へ戻ることについては、「1日も早く」と「できれば」を合わせると約63%の人が戻りたいとしています。戻りたいと回答した人たちが戻るために必要なこととしては、「しっかりと除染作業を行うこと」「国が示す安全なレベルまで放射線量が下がること」「放射線量等についての正確な情報が得られること」が多くを占めました。
 戻りたくない理由の一番は、「放射線の影響が不安だから」となっています。
 戻りたいとしている人たちに、「どれくらいの期間であれば待てますか?」という質問には、「1年〜2年以内」が約35%と最も多く、次いで「半年から1年」、「半年以内」となっています。
 集計結果はこちら。(2011.10.24)

 楢葉町の町民アンケート調査結果
 楢葉町はこのほど、復興に向けた町民アンケート調査結果を公表しました。調査は、町民の現状や心境などの実態を把握するとともに、町の復興計画を立てるにあたり町民の要望を把握することを目的に実施されたものです。
 調査結果は町民1,995名からの回答をもとにまとめられました。主な結果としては、生活環境に対する心配は「今後の住居の見通しが立たないこと」が回答の半数以上を占めました。約70%の町民が「町に戻りたい」と回答しました。「ライフラインなど生活基盤が復旧したら」や「放射線の影響が少なくなったら」町に戻ろうとする回答が7割以上でした。行政に要望することとしては「帰町の見通し」を求める声が76%。また、自分が町の復興のためにできることとして、「地域のきずなをさらに深め行政と協働し町づくりに参加する」が回答の約3割ありました。
 楢葉町では今後、寄せられた意見を十分に活かしつつ、復興に向けた検討を進めていくとしています。
 集計結果はこちら。(2011.10.23)

 浪江町復興検討委員会が初会合、町の復興ビジョン策定へ
 浪江町の復興ビジョン策定に向け、町民や有識者らが意見を交わす「浪江町復興検討委員会(委員長:鈴木浩福島大名誉教授)」が10月19日、町の役場機能移転先の二本松市で初会合を開きました。
 委員会は、町の復旧・復興に向けた目標・理念・方針や復興の目標像、実現のための主要施策を盛り込んだビジョンの素案を年内に示すこととしています。
 町ではあわせて、「復興町民懇談会」を開催します。懇談会には町長や町職員が参加し、町民の避難生活や復興ビジョンの策定についての意見を聴取します。10月24日に福島市での会合を皮切りに懇談会を継続していきます。(2011.10.20)

 避難準備区域解除で南相馬市原町区内の小中学校が再開へ
 南相馬市では、緊急時避難準備区域の解除に伴い、原町区内の小中学校が10月17日から再開します。
 同市では、8月と9月を「除染強化月間」と位置付けて、学校や幼稚園など子供が利用する施設を先行して、鹿島区から除染を進めてきました。原町区内の学校等も10月初旬には除染が終了することとなったため、震災被害の程度も考慮し、原町区内5校の小中学校で授業が再開されます。(2011.10.13)

 伊達市が除染支援センターを開設
 福島県伊達市は10月11日、市内全域の除染を進めるため同市保原町に「除染支援センター」を開設しました。同センターは、市民からの除染に関する相談への対応や除染作業の指導、高圧洗浄機や草刈り機等の除染用の資材の貸し出しと支給などを行うとのことです。(2011.10.13)

 葛尾村の復興本部が発足
 葛尾村は10月1日、除染・防災・産業・雇用・福祉・医療・教育・ライフラインなど、多岐にわたる復興に必要な事業を推進するための体制強化として復興本部を立ち上げました。
 村の復興計画は、年内に復興ビジョンを作成し、今年度内には復興計画を村民に提示するとしています。除染については、年内には国が村内で除染モデル事業を行うことになっていることから、葛尾村としても国の除染事業について連携を図っていくとしています。(2011.10.13)

 避難準備区域指定解除の広野町、広野駅まで常磐線が運転再開
 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で運休していたJR常磐線の久ノ浜−広野駅間は、10月10日から運転が再開されました。通常の5割ほどのダイヤで上り下りあわせて1日17本が運行されます。
  広野町は9月30日、他の4市町村とともに国による緊急時避難準備区域の指定が解除されたところです。指定解除に向け広野町がとりまとめた町の復旧計画の中でも、常磐線同区間の早期復旧をJRに要請していくこととしていました。今回の運転再開は復旧への一歩となりました。(2011.10.10)

 川内村で全村帰還にむけ初の村民説明会
 国の緊急時避難準備区域が指定解除された川内村で6日、全村帰還に向けた説明会が村内2つの集会所で初めて開かれ、村が9月に公表した復旧計画にそって除染への取り組み等を説明しました。7日には、避難所のある郡山市のビッグパレットでも開催されました。(2011.10.10)

 柏崎市で浪江町の児童・生徒交流ツアー開催される
 避難生活を送っている浪江町の児童・生徒が参加して、「浪江町児童・生徒交流ツアー」が10月4日と5日の両日、新潟県柏崎市の県立こども自然王国と県立柏崎アクアパークで開催されました。
 浪江町の児童・生徒が最も多く避難している柏崎市が、児童・生徒の心身のリフレッシュを図り復興への「元気・勇気」を持ってもらうことや市内への避難児童・生徒との交流などを目的とした交流ツアーを浪江町に対し提案して開かれたもので、福島県内に避難している浪江小中学校の児童・生徒64人と柏崎市で避難生活を送っている小中学生33人が参加しました。友達との再会や久しぶりの屋外での遊びを楽しんだということです。同ツアーは国際NGOワールドビジョン・ジャパンが開催支援を行いました。(2011.10.10)

 双葉町の避難先で「元気農園」開園、野菜作りでリフレッシュ

双葉町元気農園 双葉町は、集団で避難している埼玉県加須市の旧騎西高校の隣接地に、避難者を対象とした「双葉町元気農園」を10月1日にオープンしました。故郷を離れ慣れない土地での生活が長期に及んでいることから、避難者の方が農作業を楽しむことで、少しでも心身をリフレッシュして元気になってもらいたいと、地元の内田ヶ谷東部営農生産組合、「双葉町への緑の支援実行委員会」をはじめとする関係者の厚意により実現しました。
 双葉町避難者の有志約30名が共同で、なす、さつまいも、ほうれんそう、だいこん、はくさい、キャベツ、ブロッコリーなどの野菜を栽培し、収穫した野菜は双葉町の皆さんに配られる予定です。(2011.10.4)

 いわき市が「復興ビジョン」を策定
   いわき市は10月1日、東日本大震災からの復旧・復興に向けた考え方やプロセス、さらには目指すべき「復興の姿」を明確にし、市民をはじめ多くの方々と共有するための「いわき市復興ビジョン」を策定しました。
 ビジョンは「前例のない複合災害に見舞われた福島県浜通り地域の拠点都市として、市民の安全・安心を最大限に確保し、震災前にも増して活力に満ち溢れた、世界に誇る復興再生モデルとなる持続可能なまち『いわき』を創る」ことをうたっています。
 いわき市では今後、このビジョンをもとに、パブリックコメントによる意見や「いわき市復旧・復興計画検討市民委員会」における検討を踏まえ、具体的な取組みや主要な事業を位置付ける「復興事業計画」を策定することとしています。
 復興ビジョンの詳細はこちら。(2011.10.3)

 富岡町復興ビジョン策定委員会が議事録を公開
 富岡町の災害復興ビジョン策定委員会は「富岡町復興計画」の策定を進めています。復興計画策定の指針となるビジョン作成と町民の方たちの合意形成を図るために議論を重ねており、これまでに2回の勉強会をかねて講演会を行いました。委員会の中に3つの作業部会を設けて、各分野でのビジョン作成にあたっています。
 こうした中、富岡町ではこのほど、災害復興ビジョン策定委員会の議論の内容について町民に限らず町民以外の多くの方たちにも知ってもらい、意見や支援を欲しいとして、会議議事録のダイジェスト版を公開しました。議事録はこちらで見ることができます。(2011.10.2)

 飯舘村の除染計画、居住環境は2年で環境回復目指す
 計画的避難区域に指定されている飯舘村は村の除染計画を策定し、菅野典雄村長が9月28日、政府と福島県に対して計画を提出しました。除染は、住環境については約2年、農地は約5年、森林は約20年で終える計画。住環境の追加被ばく線量については年間1ミリシーベルト以下に抑え、農地土壌中の放射性セシウム濃度を1キロあたり1000ベクレル以下に抑える目標を掲げ、国や県、村民と連携して除染を進めていくとのことです。(2011.10.2)

 田村市の復旧計画、来年3月末までに帰還にむけた環境作り完了目指す
 田村市は9月20日までに、緊急時避難準備区域指定解除に向けた復旧計画をとりまとめました。
 田村市で緊急時避難準備区域に指定されている地区からは、8月末時点で2145名が避難中ですが、今回の復旧計画の中で市は、来年3月末までに、除染をはじめとして住民が戻れる環境作りを完了することを目指しています。
 学校関連では、準備区域内の学校はこれまでに校庭の表土除去を完了しており、今後は、建物や通学路の除染を実施することとなっています。建物等の除染が済んでから学校を再開する予定ですが、地域コミュニティーが一体である福島第一発電所から20km圏内の警戒区域の指定解除を待ちながら、24年度当初またはそれ以降の学期初めの再開を目指すということです。(2011.9.26)

 南相馬市、新発想にもとづく経済復興事業のパートナーを募集
 南相馬市は、東日本大震災を契機とした新たな発想による経済復興計画の研究事例として9事業をまとめ、事業化に向けた提案やパートナーとなる企業・団体の募集を9月30日まで実施しています。事業事例は、第一次産業では、@エデン(EDEN)計画=複合企業体の形成A 環境にやさしい農業の促進、第二次産業では、@放射線研究施設群の形成Aロボット工学産業の導入B再生可能エネルギー基地の整備C工業基盤整備の推進D地域の高度技能人材育成、第三次産業では、@滞在型観光の創出A春夏秋冬の四季イベントの実施――などとなっています。
 このうち放射線利用研究施設群関連では、被曝医療センターやがん治療センターを併設する地域医療拠点病院の整備や福島第一発電所周辺住民約15万人の健康診断の実施、環境放射能関連研究施設整備などが事例として挙げられています。
 新たな発想にもとづく経済復興事業パートナーの募集など、詳細はこちら。 (2011.9.22)

 大熊町が避難者の意見を聞くため町政懇談会開催へ
 大熊町が町政懇談会を開催し、避難者の方たちの現状や悩み、今後の大熊町への意見などを聞くことにしています。埼玉県では10月7日にさいたま市民会館おおみやで、茨城県では10月11日に水戸市の茨城県職業人材育成センターで開かれます。この他にも、千葉県・東京都・神奈川県での開催が予定されています。(2011.9.22)

 川内村が復旧計画を公表、来年2〜3月に全村帰還目指す
 原子力発電所事故で面積の約65%が「緊急時避難準備区域」に指定されている川内村は9月13日、指定解除の前提となる復旧計画を公表しました。「緊急時避難準備区域」に指定された5市町村がそれぞれ復旧計画を策定しますが、この中で、川内村が最初に復旧計画を公表、帰還時期を示しました。
 計画によりますと、村内全地域を除染し住民の安全・安心が確認される時期を今年の12月として帰還宣言した上で、村民の帰還は来年2月から開始し、3月までには避難住民の帰還完了を目指しています。
 学校関係については、保育園や小中学校を来年4月から再開することとし、そのためにも除染計画を早急に作成、年来の除染完了を目指すことを示しました。地域住民の協力を得て効果的な除染を実施、推定年間被ばく線量1ミリシーベルトを除染の目標と設定しました。
 村の中核となる役場の業務再開は、全村帰還の時期に合わせて来年3月中を目指しています。(2011.9.15)

 「がんばっぺ!いわき復興祭」が10月に開催
 いわき市では、10月1日と2日、同市常磐水野谷町にある「21世紀の森公園」で「がんばっぺ!いわき復興祭」を開催します。今回は、従来それぞれ開催してきた「いわき大物産展」「いわき産業祭」「いわきおどり」などを統合して大イベントとしての開催です。
 同市では、東日本大震災からの復興に向けて一歩ずつ歩んでいくなかで、「きずな」の持つ大きな力を再認識したことから、「あらためて、“地域のたから”“地域のこころ”に焦点を当て、地域への誇りときずなを再生し、さらに、市内へ避難している双葉郡の町村の方々との新たな“きずな”を結ぶことで、いわき地方の一体的な復興に向けたエネルギーを生み出す」ことを、復興際の開催趣旨として掲げています。
 復興イベントとして双葉郡町村の方たちによる伝統芸能などの披露や芸能人による応援ステージ、「いわきおどり」、「いわき大物産展(延岡市・由利本荘市・東京都港区の名産品、市内・双葉郡内の特産品等)」、農業者による新鮮野菜・果実の即売会、「いわき産業祭(匠の技体験、いわきの未来を切り拓く技術力をテーマにした企業展示ブース)」などが予定されています。
 詳細はこちら。 (2011.9.7)

 富岡町の小中学校が避難先で再開
 富岡町は9月1日、同県三春町の自動車部品工場の敷地の一部と旧管理棟を改修してできた仮設校舎で、町立4小中学校を幼稚園とともに再開しました。震災まで通園・通学していた約1500人の児童生徒のうち、小中学校・幼稚園に集まったのは67人と小規模での再開ということですが、町の復興に向けての一歩です。(2011.9.5)

 南相馬市が「復興ビジョン」を策定
 南相馬市はこのほど、復興に向けての基本理念と主要施策をとりまとめた「南相馬市復興ビジョン」を策定しました。「心ひとつに 世界に誇る 南相馬の再興を」とのスローガンのもと、市民が復興の主役となって南相馬市の再生に取り組むため、「すべての市民が帰郷し地域の絆で結ばれたまちの再生」「逆境を飛躍に変える創造と活力ある経済復興」「原子力災害を克服し世界に発信する安全・安心のまちづくり」の3つの基本方針を示しています。今後、「南相馬市復興ビジョン」に基づく具体的な施策・事業の検討を行い、市民の意見を反映した復興計画を12月に策定することとしています。(2011.9.2)

 福島第一発電所から3キロ圏内の住民が一時帰宅、大熊町と双葉町
 福島第一原子力発電所から半径3キロ圏内の大熊町双葉町の住民の一時帰宅が9月1日に行われました。大熊町では140世帯238人が、一方双葉町は21世帯37人の住民が一時帰宅しました。放射線量が安定してきたことなどから、約半年ぶりに自宅を訪れることとなったものです。(2011.9.1)

 2学期にあわせ避難先で小中学校再開、浪江町と広野町
 浪江町は8月25日、役場機能を移した二本松市内で浪江小学校と浪江中学校を再開しました。浪江小は同市の旧下川崎小、浪江中は旧針道小で、それぞれ開校式を行い二学期の授業開始となりました。一方、広野町でも同日、町役場が移転しているいわき市にある中央台南小学校の空き教室を借りて広野小学校を再開しました。各学校ともに、県内外の避難先から戻ってきた児童生徒数は想定していたより少ないようですが、学校再開が復興に向けての確かな一歩となっています。(2011.8.28)

 川俣町で10月開催の「コスキン・エン・ハポン」にサントリー地域文化賞・特別賞
 川俣町で毎年開催されている「コスキン・エン・ハポン」。全国各地から愛好家が集い中南米音楽を奏でるこのフェスティバルが、今年のサントリー文化財団の地域文化賞・特別賞を受賞することになりました。
 「コスキン・エン・ハポン」は北日本中南米音楽連盟ノルテ・ハポン(代表:川俣町在住の長沼康光氏)が主催し、川俣町教育委員会・ケーナの響くまちづくり実行委員会が共催となって実施するものです。今年の開催期日は10月8日(土)〜10日(月)の3日間。会場は川俣町中央公民館ホールです。各地から集まる162チームがケーナ(竹製の縦笛)等の音色を響かせます。詳細は こちら
 福島第一原子力発電所事故の発生後、川俣町の一部は計画的避難地区に指定されていますが、こうしたなか、国内外の多くの人たちの川俣へ寄せる思いに支えられて、今年も「コスキン・エン・ハポン」の開催を決めたところ、例年同様の数のグループから参加申し込みがあったとのことです。サントリー文化財団は「コスキン・エン・ハポン」への特別賞贈呈決定にあたり、「文化の力が築いた人の輪、地域の底力は、震災から復興への道筋に大きな勇気を与える素晴らしい活動である。」と評価しています。(2011.8.24)

 福島県が「ふくしま新発売。」プロジェクトを発足、農産物の安全性をPR
 福島県は8月17日、風評被害の解消にむけ全国的に福島県産の農産物の安全性をPRする「ふくしま新発売。」プロジェクトをスタートさせました。同日、東京・千代田区の都道府県会館で発足発表会が開かれ、佐藤雄平知事がこのほど策定した「福島県復興ビジョン」と「ふくしま新発売。」プロジェクトの概要を紹介しました。プロジェクトのタイトル「ふくしま 新発売。」は、福島県全体が新たな未来に向かって歩みだすのを表現したものです。

  

 この日の会場には、プロジェクトのサポーターとして、女優の三田佳子氏、福島県古殿町の料亭で総料理長を務める野崎洋光氏、スポーツジャーナリストの増田明美氏らが参加。サポーターの皆さんは、全国の消費者に福島の産品をよく見てもらい知ってもらうことが何より大切だと強調。「ふくしま新発売。」プロジェクトを力強く応援していくことをアピールしました。
 プロジェクトでは、まず、17日から 専用ウェブサイト をリニューアルオープン。福島県産農産物の放射性物質の検査結果を検索できる 安全モニタリング情報 を分かりやすく発信しています。イベントカレンダーでは各地での物産展のお知らせも充実しています。
 今後、福島県産者と全国の消費者をつなぐ販売イベントや「福島県に行く収穫ツアー」の実施のほか、今年秋頃には国内外の農大生、NPO、消費者団体等の参加を得ての1000人シンポジウムを開催する予定です。(2011.8.18)

 飯舘村・菅野典雄村長、復興のための原点は
 「復興の一番のエネルギーはそこに住んでいる人々の故郷を思う気持ち、家族を思う気持ち意外にはない。生活を支えてもらった農地や動物を思う気持ち、そこに懸ける情熱、努力、知恵”そういうものを活用していくことではないだろうか」。これは、村が崩壊する危機を迎えた飯舘村の菅野典雄村長の決断と覚悟の120日間をつづった著書の中で、村復興のための原点について村長が記している言葉です。
 飯舘村は福島第一発電所から北西30〜50km圏に位置しているものの、事故発生後の気象条件により放射性物質が村域に運ばれ、4月22日には村全体が「計画的避難指示区域」に指定されました。
 避難指示が出された後、菅野村長は全村避難ではなくコミュニティーの崩壊を防ぐためにある程度村民を残しながら対応したいとの強い思いを抱きつつも、最終的に全村避難を決断。そこに至るまでの村長自身の心の内や村を守るための国への訴えが、菅野村長著の『美しい村に放射能が降った』(8月8日発刊。ワニブックス)に、記されています。(2011.8.12)

 福島県が復興ビジョンを策定
 福島県は8月11日、復興に向けての基本理念と主要施策をまとめた「福島県復興ビジョン」を策定、発表しました。地震、津波、原子力災害等で苦しむ福島県が、県民に対して復興に向けた希望の旗を立て、すべての県民が思いを共有しながら一丸となって復興を進める、としています。
 ビジョンは、復興に向けての「基本理念」と「主要な施策」を示し、基本理念には「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」「ふくしまを愛し、心を寄せるすべての人々の力を結集した復興」「誇りあるふるさと再生の実現」を掲げています。ビジョンを踏まえて、具体的な取組みや主要な事業を記載する「復興計画」が策定されます。復興を目指す期間は10年となっています。
 福島県では9月初めに発足させる検討委員会で、復興ビジョンの具体的な事業内容を盛り込む復興計画を策定するとのことです。
 「福島県復興ビジョン」の詳細はこちら。(2011.8.12)

 大熊町が「復興計画町民アンケート調査」集計結果を公表
 大熊町が6月に実施した「復興計画町民アンケート調査」の集計結果概要が町のホームページに公表されました。町民3,419名からの回答結果をまとめたものです。質問のなかで多かった回答は、大熊町に戻れる状況になるとして「最大1〜2年以内」ならば待てる(42%)、今後の生活設計としては「当面は避難先で貯金や仮払補償金等で生活しながら様子を見る(52.7%)、今後の生活設計で困っていることとしては「避難の期間がわからないので何をするのか決められない」(36.7%)――などです。避難している方々の思いが伺えます。
 集計結果はこちら。(2011.8.10)

 双葉町役場に贈られたふるさと福島の駅を描いた絵ハガキ
 当協会が8月1日、埼玉県加須市の旧騎西高校に臨時役場を設けている双葉町を訪問した際に、町職員の方から伺ったお話です。
 埼玉県在住の鉄道画家・松本忠氏が、3月11日の大震災以降変わり果てた姿となってしまった海沿いをはじめとする東北各地の鉄道路線をみて、鉄道を描くことを生業とする画家として、これまでの感謝の気持ちと今後の復興への祈りを込め、個展の売上金の一部を、東日本大震災復興義援金として寄付されています。
 松本氏から双葉町の避難所の皆さんにと、絵ハガキが950枚寄付されたそうです。町長室に飾られたポスターには福島県内の駅が十数点描かれており、この絵を目にした当協会役職員も大変感動しました。
 松本忠氏のホームページはこちら。(2011.8.9)

  復興ビジョンに関する川内村住民アンケート結果
 川内村が東日本大震災や原子力災害による被災から復旧復興にむけて、村民を対象に実施したアンケートの集計結果(送付対象の63%702名の方が回答)が、川内村震災特別サイトに公開されました。この結果は策定する復興計画や総合計画に反映させていくとしています。原子力災害解決後の帰村の意志、村復興のために実行すべきこと、今後の原子力発電所について、復興にむけた大規模開発について、などの意見がまとめられています。集計結果はこちら。(2011.8.6)

  葛尾村が首相に要望書を提出
 葛尾村では、松本村長と村議会議員一行が7月22日、首相はじめ関係大臣に対し要望書を提出しました。原子力発電所事故前の葛尾村に戻してもらうことを強く要望したということです。「まずは原子力発電所事故の収束、そして完全な除染を求め、村民みんなが安心して暮らせる環境を国の責任で整えてもらうことを強く要望しました。今後もみなさんからの要望を国に伝え、さらに、村としても独自に調査、帰村出来る環境づくりに努めていかなければならない」と、松本村長は8月1日発行の広報誌の中で語っています。(2011.8.4)

  広野町「広野みかんクラブ」が仮設住宅で活動再開
 大震災以前、広野町では町役場と住民が協働で運営する広野総合型地域スポーツクラブ「広野みかんクラブ」を通じて、子どもから高齢者まで全てを対象として、それぞれの興味や目的に応じたスポーツや各種教室、イベント等を行っていました。ところが、大震災で広野町も被災。クラブの通常の活動も中断することになりました。
 被災者のため、広野町では隣接するいわき市に6月末に仮設住宅約230戸を設けましたが、その敷地内に集会場を設置し、仮設住宅全体の管理とともに、仮設住宅の住民が参加できるイベントの運営を、「広野みかんクラブ」に委託しています。
 仮設住宅への入居が開始して初めて、7月26日に定例の教室が再開することになりました。

 この日は集会場で、午前中に「健康教室」、午後に「ミニサッカー教室」が開かれました。


 「広野みかんクラブ」のインストラクター大草拓也氏は、「これまでは広野町の公民館に拠点があり、スポーツを通じての地域交流の活動をしていた。被災以来、活動ができなくなり、ようやくこの仮設住宅でのイベントを開催することで、活動再開ができるようになった。『広野みかんクラブ』は大熊町、富岡町とも連携しており、被災後は連絡が途絶えているが、今後も何らかの形で合同の活動もしていきたい。」と語り、仮設住宅での暮らしに彩りを添える活動に意欲を燃やしていました。

 原産協会は7月25日〜27日にかけ、広野町仮設住宅を訪れ、住民の方々に「ふるさとカレンダー」を配布するとともに、ご意見やご要望を伺う活動を行いました。仮設住宅の集会場にも「ふるさとカレンダー」を寄贈しました。(2011.8.2)


  飯舘村の復興へ「までいの力」
 飯舘村の姿を紹介する本「までいの力」(SEEDS出版発行)が反響を呼んでいます。4月11日に初版が発行されて以来、これまでに第4版まで発行を重ねています。飯舘村の農村生活や自然体験のすばらしさを豊富な写真で紹介するとともに東北地方太平洋沖地震発生後の経過と飯舘村の動きを詳細につづった本です。
 「までい」とは、手間ひま惜しまず丁寧に心をこめてつつましく、という意味で、村のモットー。本の中で、菅野村長は「私たちの『までい』の発信は、ささやかなものであるが、必ずや住みやすい地域をつくり、地方の生き残り策になるものと確信している。」と述べています。
 本の販売収益はすべて飯舘村復興に役立てられるということです。(2011.7.27)

 大熊町で町民意識調査、ふるさとに戻るのに待てる期間は1〜2年との回答が多数
 報道によりますと、大熊町では24日までに町民アンケートを実施し、「最大何年待てるか」の問いに「1〜2年以内」と回答した人が41・7%と最も多かったことが分かりました。町は復興構想に生かすため、全世帯にアンケート用紙を配布し、住民1万1042人のうち、6月末までに3割に当たる3419人が回答。アンケート結果は町の復興構想検討委員会に報告されたとのことです。(2011.7.24)

 飯舘・飯野復興祭を7月31日に開催
 飯舘村が役場機能を移転している福島市飯野町の中心市街地で飯舘村の復興祭が開催されます。復興際では飯舘村佐須地区の「虎捕太鼓」やYOSAKOIチーム「いいたて愛」と、飯野町の「阿武隈踊り隊」が披露されます。村では多くの方の参加を呼びかけています。詳細はこちら。(2011.7.23)

 南相馬市の復興市民会議で復興ビジョン骨子を提示
 南相馬市の復旧・復興に市民の声を反映させる「南相馬市復興市民会議」の 第2回会合が7月17日に開かれました。会合では、復興ビジョンの骨子案が示されるとともに、震災による被災状況、生活実態、今後の居住意向、就業意向等の把握を目的に実施されたアンケート調査結果も紹介されました。市では、復興のビジョンを8月上旬までにまとめ、計画を12月中に策定したいとしています。(2011.7.22)

 浪江町・富岡町・大熊町の3町が新潟県柏崎市で懇談会開催
 震災以降、新潟県柏崎市に多くの町民が避難している福島県双葉郡の3町が、7月21日から29日にかけ同市内で懇談会を開催しています。開催するのは浪江町・富岡町・大熊町で、それぞれ町長および町職員の方々が出席して懇談を行うとのことです。(2011.7.22)

 双葉郡8町村が「緊急総決起大会」で、国に対し生活補償・経済復興などを訴え
 福島県双葉郡8町村(浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、広野町、葛尾村、川内村)の関係者が7月12日、福島第一原子力発電所事故に対する政府の責任を追及し、双葉郡の現状を広く訴える「緊急総決起大会」を東京・日比谷公園大音楽堂で開催しました。約200人が集結しました。
 主催者代表である広野町の西本由美子・NPO法人ハッピーロードネット理事長は、開会挨拶で「私たちは絶対双葉郡に戻り、子どもたちに未来を残す」と固い決意を表明。また井戸川克隆・双葉町長は「国を挙げての世界中に誇れる復興を次の世代のため勝ち取りたい」と訴えました。
 大会では、「事故後の避難者の生活補償・事業者補償を国及び事業者の責任での全面的な補償」、「早急な被ばく検査実施と長期の健康調査について国が責任を持っての医療保障」「帰還後、地域経済の補償と雇用の確保を行い、新たな産業を創出し経済の復興を国が責任を持って対応すること」「避難者の避難中・帰還後の福祉に国が責任を持つこと」、「復興の礎ともいえる子ども達の教育環境を国が行うこと」「経済・医療・教育・福祉などすべてを事故前の双葉郡に戻すことに国が責任を持つこと」――などを盛り込んだメッセージが発表されました。(2011.7.16)

 広野町小・中学校再開にむけいわき市に協力要請
 広野町では町内の学校再開のめどが立たないなか、避難している児童生徒の安心を得ることや同町での学校再開に向けたステップとして児童生徒の半数以上が隣接のいわき市内の学校へ通学しています。広野町では7月4日、いわき市に対し、市立学校の空き教室等を利用した広野小学校・中学校の再開に向けた協力を要請しました。現在、いわき市教育委員会との間で協力してもらう学校について協議を進めているということです。

 福島県復興ビジョン検討委員会、知事に提言を提出
 福島県の復興ビジョン検討委員会は7月8日、今後の震災復興計画に向けた基本理念と主要施策について取りまとめた提言を佐藤知事に提出しました。提言で は3つの理念「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」、「ふくしまを愛し、心を寄せるすべての人々の力を結集した復興」、「誇りあるふるさと再生の実現」を挙げています。県では今月、パブリックコメントを実施し、その後ビジョンを正式決定するということです。

 南相馬市の話題
 復興市民会議での検討が開始
 南相馬市の復旧・復興に市民の声を反映させる「南相馬市復興市民会議」の第1回会合が7月2日に開かれました。市内の団体の長や県内外の識者など25人で構成し、計画の策定に向けて施策を検討していくこととしています。桜井勝延市長は会合で「力強い復興に向けて、本会議が再生の第一歩となることを期待しています」と挨拶し、計画の策定に期待を表明しました。
 市では、復興のビジョンを8月上旬までにまとめ、計画を12月中に策定したいとしています。

 7月23日から震災復興「相馬三社野馬追」を実施
 国指定重要無形民俗文化財である「相馬の野馬追」が7月23日から25日にかけ、福島県相双地方の復興のシンボルとして、「東日本大震災復興 相馬三社野馬追」と称して実施されました。

 飯舘村の「までいな希望プラン」
 福島県飯舘村は6月22日、避難している住民の方の2年後の帰宅開始を目指すことなどを盛り込んだ復興の基本方針として「までいな希望プラン」を発表しました。このプランは、将来的に村に戻ってくるという希望を村民の方々に提示するというもので、健康診断の結果を記録する健康手帳の発行や、土壌の放射性物質除染事業、「ふるさとコミュニティ事業」、雇用確保などの内容が盛り込まれています。
 「までい」とは、手間ひま惜しまず丁寧に心をこめてつつましく、という意味で、村のモットーになっているとのことです。
 飯舘村のホームページに「までいな希望プラン」が掲載されています。

(6月29日に当協会職員が飯舘村を訪問した際にも、「村の人たちにとって先が見える希望・目標が大切だ」とのお話を伺いました。)