日本原子力産業協会のこれからの対中国協力の進め方について

2008年5月
日本原子力産業協会
国際部

○ 中国は、増大する電力需要に対応するとともに、地球環境問題にも配慮し、2020年までに4,000万kWの原子力発電規模で全発電量の4%を供給するという積極的な原子力発電開発計画をもっています。

○ 原子力発電の安全で安定した推進のためには、国境を越えた協力が不可欠です。当協会としても、隣国中国の原子力発電開発に関心を持ち続け、相互に所要の協力を進めていく必要があると考えています。

○ 当面、4月の第41回原産年次大会に参加・講演した「中国原子力産業協会(中国核能行業協会)」の代表から、同協会理事長メッセージとして、当協会に対し、今後の協力について前向きな提案がありましたので、会員のご意見をうかがいながら対応していく考えです。

○ 折りしも、5月12日、中国四川省でM7.8の大地震が発生しました。中国の原子力発電所への直接の影響は今日(5月15日)まで報道されていませんが、当協会は、中国原子力産業協会はじめ関係機関と連絡して情報の収集につとめています。

以上

お問い合わせは、国際部(03-6812-7109)まで