[JAIF] 国際協力 | ![]() |
PIF(太平洋島嶼国フォーラム)との協力事業について(社)日本原子力産業協会 国際部 太平洋島嶼国フォーラム(Pacific Islands Forum、以下PIF)は、大洋州諸国・地域の対話の場として、昭和46(1971)年に第1回首脳会議がニュージーランドで開催された。その後、参加国は政策面などで連携・協力し合い、現在、事務局をフィジーの首都スヴァに置き、16カ国・地域(*)が加盟している。 PIF諸国・地域は、わが国の放射性物質輸送ルート沿岸国であり、同諸国・地域の人たちにわが国のエネルギー政策を理解してもらうことは重要であり、また、これらの諸国・地域は、海面上昇による国土消滅危機との関わりにより地球温暖化防止に高い関心を示している。 このため平成12(2000)年度より、当協会は、電気事業連合会、海外再処理委員会(ORC)と協力して同地域の人々を対象としたディーゼル・メンテナンス研修事業、中堅指導者研修事業を実施してきている。 ディーゼル・メンテナンス研修事業では、同地域の電源が主にディーゼル発電であるため、ディーゼル発電機の技術者を招聘し、主にメンテナンスに関する知識・技術を習得してもらっている。また、日本の電力関連施設を視察し、日本のエネルギー事情の理解も深めてもらっている。 また、中堅指導者招聘プログラムでは、同地域の中堅クラスの指導者を招聘し、わが国が取り組んでいる原子力発電の推進、新エネルギーの実用化等について理解を深めてもらっている。 平成20年度実績
(*)PIF加盟国・地域: ![]() オーストラリア(AU)、クック諸島(CK)、ミクロネシア連邦(FM)、フィジー(FJ)、キリバス(KI)、マーシャル諸島(MH)、ナウル(NR)、ニュージーランド(NZ)、ニウエ(NU)、パラオ(PW)、パプアニューギニア(PG)、サモア(WS)、ソロモン諸島(SB)、トンガ(TO)、ツバル(TV)、バヌアツ(VU) (国旗の並び順) PIF加盟国・地域の地図はこちら (WIKIPEDIA 地図ページにリンク) 以 上
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