[JAIF] お知らせ -2003年9月16日

第25回 日韓原子力産業セミナー ソウル開催
原産代表団への参加募集

(社)日本原子力産業会議

日本原子力産業会議は、韓国原子力産業会議との共催で、両国の原子力産業の交流を促進するため、1979年より日韓交互に原子力産業セミナーを開催しています。今年は第25回日韓原子力産業セミナーを10月20日(月)、21日(火)、ソウル市で開催することとなりました。当会議では、セミナー参加および韓国の原子力関係施設を視察する原産代表団(団長:菅伸之北海道電力(株)常務取締役)を編成・派遣しますので、参加者を募集しています。

蔚珍原子力発電所5,6号機(建設中)

韓国の原子力発電所は現在18基、設備容量1,571万kW、電力需要の38.9%を占め、設備利用率はここ数年90%以上の高い数値を記録するなど、着実な進展を見せています。今年7月には放射性廃棄物管理施設の候補地が確定したとの政府発表があり、廃棄物処分場問題は大きく前進しました。一方、RI・放射線利用も国家の重要産業として位置付けられ、昨年12月に利用拡大のための振興法が制定されました。ともにエネルギー資源が乏しく、原子力発電を重要なエネルギー源として開発を進めてきた日本と韓国が、積み上げてきた実績、経験をもとに、発電所の運転管理や廃棄物問題など共通課題に取り組んでいくことは重要であります。


○派遣期間:10月19日(日)〜25日(土)


原産代表団韓国訪問日程
10月19日(日)11:05〜13:35成田→ソウル(JL953) 仁川空港集合
空港→ホテル(送迎バス)
ソウル泊
夕刻現地団員会合
10月20日(月)終日第25回日韓原子力産業セミナーソウル泊
夕刻日韓原産合同歓迎レセプション
10月21日(火)終日第25回日韓原子力産業セミナーソウル泊
10月22日(水)午前ソウル → 大田(テジョン)慶州泊
午後韓国原子力安全技術院(KINS)
  :安全規制のための専門組織
韓国電力公社電力研究院(KEPRI)
  :電力技術開発の中心組織
大田 → 慶州(キョンジュ)
10月23日(木)午前慶州 → 蔚珍(ウルチン)慶州泊
午後蔚珍原子力発電所
  :100万kWのPWR、韓国標準型炉(KSNP)
蔚珍 → 慶州
10月24日(金)午前慶州 → 昌原(チャンウォン)釜山泊
午後斗山(トゥサン)重工業昌原工場
  :発電所主要機器を製造するメーカー
昌原 → 釜山
夕刻現地団員会合
10月25日(土)11:00〜12:55釜山 → 成田(KE713)

第25回日韓原子力産業セミナー プログラム

場所:韓国ソウル シェラトン グランドウォーカーヒル ホテル

主催:(社)日本原子力産業会議、韓国原子力産業会議

形式:日韓同時通訳

10月20日(月)9:00〜10:20開会セッション
10:20〜12:30セッション1 「安全文化の向上と人材養成」
12:30〜14:00昼 食
14:00〜17:30セッション2 「放射性廃棄物処分と国民理解」
(パネルセッション)
18:00〜19:30日韓原産合同歓迎レセプション
10月21日(火)
9:00〜11:15セッション3 「RI・放射線の産業利用」
11:15〜12:00セッション4 「原子力技術の多目的利用」
12:00〜13:30昼 食
13:30〜15:35セッション5 「計装制御(I&C)技術開発動向」
15:45〜17:25セッション6 「保守および運転技術向上」
17:30〜18:00まとめのセッション
*10月21日(火)9:00〜12:00 【専門家討論】「原子力発電所の寿命管理」

○詳細プログラムはこちら

  • 参加費:190,000円
    内訳(共通経費として):セミナー参加費、現地合同レセプション費、空港・会場送迎および視察訪問に伴う現地移動交通費、国内・現地団員会合費、写真入り団員名簿・団員ハンドブック・報告書作成費等

    *往復航空運賃と現地宿泊代(6泊分)は除きます。航空券は各自手配、宿泊代は現地にてご本人払いとなります。
  • 申込:申込用紙(PDF)をFAXにてお送り下さい。締め切りは9月30日(火)
  • お問い合わせ:(社)日本原子力産業会議 政策企画本部 小島、濱地
    Tel: 03-3508-7927、 Fax: 03-3508-2094
    e-mail:kojima@jaif.or.jp
    以上

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