[原子力産業新聞] 2001年4月19日 第2084号 <2面>

[MOX] 柏崎刈羽3号機定検入りでMOX装荷焦点に

東京電力は17日、柏崎刈羽3号機 (BWR、110万kW) の、第6回定期検査を開始した。

検査を実施する主な設備は原子炉本体、原子炉冷却系統設備、計測制御系統設備、燃料設備、放射線管理設備、廃棄設備、原子炉格納施設、非常用予備発電装置、蒸気タービンの9か所。期間は17日から88日間を予定している。

また今回の定検では、燃料集合体764体中、約160体の交換が予定されているが、東京電力ではウラン・プルトニウム混合酸化物 (MOX) 燃料装荷については「地元のご理解を得るべく引き続き努力し、その状況を踏まえた上で、定検期間中における当該燃料の装荷時期までに判断する」としている。


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