[原子力産業新聞] 2001年9月13日 第2103号 <3面>

[フランス] EDFとCOGEMA、新規再処理契約結ぶ

07年までで40億ユーロ

フランス電力公社 (EDF) とフランス核燃料公社 (COGEMA) は3日、今年10月1日から2007年末までの新規の放射性廃棄物管理契約を結んだと発表した。

契約総額は約40億ユーロ (4310億円) で、期間中に EDF が抱える仏国内すべての原子力発電所からの使用済み燃料が COGEMA のラアーグ再処理工場に輸送されるとともに、年間約850トンのペースで合計約5250トンが再処理される計画。また、COGEMA が製造する MOX 燃料も年間100トン程度が EDF に供給されることになる。

両社の共同声明によれば、今回の新規契約は現行の契約が今秋失効するのに合わせて結ばれたもの。現行契約の下では約8000トンの使用済み燃料がラアーグで再処理され、その再処理契約料は同サイト内にある UP2-800 再処理施設の減価償却にあてられたと説明している。


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