[原子力産業新聞] 2001年10月25日 第2109号 <14面>

[東京電力] 福島第一の累積発電量、7000億kW時を達成

東京電力・福島第一原子力発電所の累計発電電力量が20日午後4時頃、7000億kW 時を達成した。

福島第一原子力発電所は1970年11月の1号機発電開始以来、順調に運転および増設を続け、81年3月には累計発電電力量1000億kW 時を、84年11月に同2000億kW 時を、88年6月に同3000億kW 時を、91年10月に同4000億kW 時を、95年5月に同5000億kW 時をそれぞれ記録し、98年8月には、同6000億kW 時を達成していた。

7000億kW 時の発電電力量を原油換算すると、日本全体の年間原油輸入量の約7割に相当する約1億7000万キロリットルになるという。東電では今回の達成について「貴重な資源である石油の消費を節約できたことになる」とするとともに、「これもひとえに地域の皆さまのご理解、ご協力の賜物であり、今後とも安全・安定運転に最善を尽くし、電力の長期安定供給に努める」コメントしている。


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