[原子力産業新聞] 2005年12月1日 第2310号 <2面>

[訃報] 朝田泰英・東大名誉教授が死去

 東京大学名誉教授で火力原子力発電技術協会技術顧問の朝田泰英(あさだ・やすひで)氏が11月23日、死去した。67歳。告別式は同26日に東京都練馬区の江古田斎場で執り行われた。喪主は妻・操さん。

 1962年東大工学部機械工学科卒、64年同大学院機械工学専攻修士課程修了。64年〜69年三菱重工業長崎研究所。69年から東大助教授、教授を務め、99年に退官。

 朝田氏は、関西電力美浜発電所3号機事故で、経済産業省の事故調査委員長を務めたほか、わが国の原子力建設設計規格、維持規格など、各種規格の策定で指導的役割を果たした。


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