[原子力産業新聞] 2006年3月16日 第2323号 <1面>

[原子力委員会] 放射線利用で意見交換 姫路で市民参加懇開く

 原子力委員会は11日、兵庫県の姫路市文化センターで市民参加懇談会「21世紀の放射線利用について〜知りたい情報は届いていますか〜」を開催した。約170名が参加、医療、食品、工業などの放射線利用について活発な意見交換が行われた。

 7名のパネリストによるパネルディスカッションの第1部、参加者が提出した意見をもとに意見交換を行う第2部で構成。パネルでは、国民の放射線に関する情報提供の要望は多い、医療において放射線管理がなされていないという疑念がある、食品照射はリスクの説明を、などの意見が出された。

 第2部では提出意見を広聴・広報、医療、農業、工業、教育などに区分、それぞれについて意見交換。広聴・広報関係では社会風潮は放射能=原爆・怖いでありこれを変える必要がある、放射線が生活を豊かにしていることをもっと訴えるべきなど。医療では被ばく線量が記録に残らないのは問題など。農業では海外はスパイスなど多くの食品に照射が認められているが日本では何故じゃがいも以外認めないのか、食品照射の理解促進のためデータや根拠をきちんと示すべき、食品照射の社会的ニーズはあるか、などの意見・質問が出された。


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