[原子力産業新聞] 2006年3月16日 第2323号 <3面>

[アレバ] 前DOE長官が米アレバ会長に EPR等売り込み

 仏アレバ社の米国法人アレバInc社は2月28日、エイブラハム前エネルギー省長官を、取締役会会長に招くことを明らかにした。アレバ社は自社の欧州加圧水型炉(EPR)を米国向けに改良したUSEPRなどを積極的に米国市場へ売り込んでおり、エイブラハム氏の協力を得て、米事業を拡大したい意向。アレバ社は、米国の新卒大学生を積極的に採用し、自社の人材を確保している。

 米アレバは昨年9月、米コンステレーション・エナジー社、米ベクテル・パワー社などと、合弁企業ユニスター・ニュークリアを設立し、複数のサイトで建設・運転一体認可(COL)の申請を準備中だ。


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