[原子力産業新聞] 2006年3月16日 第2323号 <3面>

[中国] 福建省に6基・600万kW建設 CNNCが事業主体

 中国核工業集団公司(CNNC)と中国華電集団公司(CHEC)は2月15日、福建省恵安県への原子力発電所の建設協力プロジェクトに関し、大まかな枠組で合意した。建設サイトは、恵安県付近の泉州湾北岸で、CNNCが事業主体となり、同発電所の建設・運転、CHECは政策決定やプラント管理を担う。第11次5か年計画に盛り込まれる予定で、6基の100万kW級原子力発電所を建設する計画だ。

 中国は極力国産化の方向で、外国企業の参画は、機器の供給など限定的になると見られている。


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