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イリノイ州で原発稼働の継続を目的に超党派法案

2015年3月5日

 米イリノイ州だけで11基の原子炉を操業するエクセロン社は2月26日、これらを継続的に操業することを目的とした超党派の法案が同州議会の上下両院に提出されたと発表した。
 同州に「低炭素電源のラインナップ基準」を設けるという主旨で、消費者への影響を最小に抑えつつ同州が温室効果ガス削減において米国のリーダー的存在になることを狙った内容。州内の実業界や労組、および各コミュニティの代表者達が州議会の超党派議員グループに賛同し、豊かで信頼性のある電力供給の維持や再生可能エネルギーの拡大を求めるとともに、州内の総発電量の約半分を賄う原発を早期閉鎖した場合の様々な弊害について訴えている。【中略】
 これに対する潜在的な政策ソリューションとして同法案が勧告しているのが低炭素電源のラインナップ基準の策定。州内の小売り電力量の70%に相当する低炭素エネルギー・クレジットを購入するよう特定の電力事業者に義務付けるというもので、各種の再生可能エネルギーや原子力、潮力、クリーン石炭などを有資格電源として明記している。
(3月5日付号掲載)