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フェルミ3号機計画の審査、米NRCスタッフがCOL発給勧告

2015年2月12日

 米原子力エネルギー協会(NEI)の発表によると、米原子力規制委員会(NRC)スタッフは4日に開催したフェルミ3号機建設計画に関する公聴会で、同計画への建設・運転一括認可(COL)発給を同委員会に勧告した。同委のS・バーンズ委員長もこれを受けて、「案件の複雑さを十分考慮した上で早急に票決し、NRCとしての最終判断を下したい」と明言した模様だ。
 NRCは昨年8月、COLを含む許認可について約2年間停止していた発給の再開を決定。翌9月には、同計画で採用が想定されているGE日立ニュークリア・エナジー社製ESBWR(高経済性・単純化BWR)に設計認証(DC)を発給しており、フェルミ3計画にCOLを発給する準備が概ね整っていた。
 公聴会の席でNRC新型炉局のG・トレイシー局長は、同計画へのCOL発給を支持するに足る適切な根拠をスタッフとして提供しており、同認可に準じて同炉が建設・運転されると確信していると断言。2008年にCOL申請を受理して以降、安全審査に5万2000時間、環境影響評価で1万7000時間を費やすと共に、これらに動員したエンジニアや科学者、技術専門家は1000人以上にのぼると強調した。【後略】
(2月12日付号掲載)