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ベルギーのドール1号機が解列

2015年2月19日

 ベルギーのエレクトラベル社は11日、同国最古の原子炉であるドール原子力発電所1号機(PWR、46万kW)を15日付けで送電網から外し、燃料はプールで永久管理するために抜き取るとの計画を発表した。
 原子炉の運転期間を40年に制限した法令に従ったものだが、昨年10月に発足した中道右派4党による新政権は電力安定供給の観点から、2015年中の閉鎖が決まっていたドール1、2号機の運転期間を2025年まで10年延長すると12月に表明。その後、エレクトラベル社はエネルギー省、親会社のGDFスエズ社とこの件について前向きに協議を重ねてきたが、延長活動には6億~7億ユーロの投資が必要になる点に注意を喚起したと説明している。
 現地の報道によると、同社は15日に予定通りドール1号機を解列したものの、政府らとの協議はまだ継続中で、再稼働の可能性は残されているとの見方も有力だ。【後略】
(2月19日付号掲載)