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三菱電機、粒子線装置の照射ノズルを開発、適用へ

2015年2月19日

 三菱電機は17日、がん治療に使用される粒子線治療装置において、1つの照射ノズルでブロードビーム・積層原体・スキャニングの3種類の粒子線ビームを短時間に切り替えて照射できる「多機能照射ノズル」を開発したと発表した。
 ブロードビームは患部の形状に成形した粒子線ビームを一括で照射できる照射法。また、積層原体は、患部の形状に成形した粒子線ビームを深さ方向に分割し、層状に重ねて照射できる。スキャニングは粒子線ビームをペンシル状に細く絞り、患部に走査して照射する照射法で、これら3つのビームを駆使し患者負担の軽減につなげる。【中略】
 同社はこの「多機能照射ノズル」を 2016年度から運用を開始する陽子タイプの施設に適用の予定。なお、薬事申請が必要な「多機能照射ノズル」を用いた粒子線治療装置について、早期の申請を行う方針。
(2月19日付号掲載)