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中国:紅沿河4号機で温態機能試験完了

2015年4月10日

 中国の遼寧紅沿河核電有限公司は4月8日、遼寧省の紅沿河原子力発電所サイトで建設中の4号機(PWR、111万kW)で温態機能試験が完了したと発表した。今年後半にも営業運転を開始するとみられている。

 同炉は中国広核集団有限公司(CGN)が仏国の技術に基づいて開発した第2世代改良型の「CPR1000」で、燃料装荷前に原子炉廻りの系統を昇温昇圧して行う温態機能試験を2月17日に開始していた。同発電所では同型の1、2号機がすでに稼働中なのに加えて、3号機が3月23日に初併入しており、今年前半に営業運転を開始する見通し。Ⅱ期工事にあたる5号機(設計はACPR1000)も3月29日に最初のコンクリート打設が行われるなど、合計6基、660万kWの完成に向けて建設プロジェクトに一層の拍車がかかっている。

 遼寧紅沿河核電公司はCGNと中国電力投資集団公司(CPI)が各45%を出資、残りの10%を地元遼寧省の大連建設投資集団公司が出資している。

 なお、中国ではこのほか、中国核工業集団公司(CNNC)が浙江省で建設していた方家山原子力発電所2号機(PWR、108.7万kW)が2月12日に営業運転の開始条件をクリアし、同国で23基目の商業炉となった。また、CGNが広東省で建設中の陽江2号機(PWR、108万kW)、および福建省の寧徳3号機(PWR、108万kW)がそれぞれ、3月10日と21日に初併入を果たしている。