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東芝出資の英ムーアサイド計画、政府債務保証適用へ

2014年12月11日

 東芝が出資する英国NuGen社は2日、西カンブリア地方で計画しているムーアサイド原子力発電所建設プロジェクトに政府の債務保証スキームを適用する方向で財務省と協力する合意文書に調印したと発表した。巨額の初期投資を必要とする原発新設計画にとっては、発電電力の固定価格買い取り制度とともに重要な財政支援制度。ムーアサイド計画ではどのような形で外部資金調達が可能になるか、今後両者が共同で見極めていくことになる。
【中略】
 今回の合意について財務省のG・オズボーン大臣は、新世代の民生用原発への投資は今後数十年間に必要な電力を英国にもたらす長期的経済計画の一環だと説明。差金決済取引(CfD)を盛り込んだ電力市場改革や包括的設計認証(GDA)プロセスなどを通じて、政府はすでに多くの支援を提供しているが、債務保証スキームは事業者の新設計画投資を助けるもう一つの方策になるはずだと強調した。
(12月11日付号掲載)