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米、運転中基数99基に、Vヤンキーが永久閉鎖

2015年1月15日

 米国のエンタジー社は12月29日、バーモント州における発電電力の72%を供給してきたバーモントヤンキー原子力発電所(BWR、65.2万kW)を同日付で永久閉鎖したと発表した。同炉の閉鎖により、米国の稼働中原子炉数は1987年以来初めて3桁を切り、99基となった。
 エンタジー社は1972年に運転開始していた同炉を2002年に地元の電力会社グループから購入。同炉は11年、米原子力規制委員会(NRC)から32年まで20年間の運転認可延長を認められたが、エンタジー社は13年8月、①シェールガス革命や供給地域での卸売価格低迷②単基原発であるが故の高コスト構造③LNG発電に有利な卸売市場の構造的欠陥――などを理由に同炉を閉鎖する方針を表明していた。同炉は42年間の操業期間中に1710億kWh以上という発電実績を残した。【後略】
(1月15日付け号掲載)