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4号機の燃料移送は年内に完了 福島第一の廃止措置状況

2014年12月4日

 資源エネルギー庁は11月27日、福島第一原子力発電所廃止措置の進捗状況を発表した。
 4号機使用済み燃料プールからの取り出しは、11月5日に1331体の使用済み燃料の共用プール移送が完了、新燃料202体についても、12月までに6号機使用済み燃料プールへの移送を完了させる予定となっている。
 また、燃料交換機操作卓の落下に伴い、8月末より中断されていた3号機使用済み燃料プール内のがれき撤去作業は、12月中に再開するが、落下事象を受け、ラック養生板追加敷設を行うこととしている。3号機プール燃料取り出し作業は、遠隔操作の燃料取扱機とクレーンを用いて実施する予定で、原則、オペレーティングフロアでの有人作業はないが、機器の設置、点検、トラブル時対応の作業では、有人作業も必要となるため、現在、オペレーティングフロアの除染や遮へい体設置作業が進められている。
 放射性物質を含む水を用いたホット試験が実施されている多核種除去設備では、これまでに、既設で17万1000立方m、増設で3万6000立方m、高性能で3000立方mをそれぞれ処理した。
(12月4日付号掲載)