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IEAが世界の原子力設備は2040年に60%増と予測

2014年11月13日

国際エネルギー機関(IEA)は12日、長期的な世界のエネルギー動向を見通した「世界エネルギー見通し(WEO)2014年版」を公表した。今回、初めて予測期間を2040年まで延長するとともに、原子力発電の現状と展望を詳細に検証しているのが特徴。中国など4か国を中心に世界の原子力設備は40年までに60%増加するものの、発電シェアは歴史的なピークを迎えた約20年前より低いレベルに留まるとした。また、競争市場等でのリスクや使用済み燃料の増加、国民受容という課題への取り組みに加え、40年までに約200基が閉鎖時期を迎えることから、1000億ドルを超える廃炉基金確保の必要性を呼びかけている。