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「第11回中国国際原子力発電産業展示会」参加概要報告

2015年5月15日

(一社)日本原子力産業協会

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1.展示会の概要
中国核能行業協会(中国原子力産業協会)の主催により「第11回中国国際原子力発電産業展示会(The 11th China International Exhibition on Nuclear Power Industry, CIENPI 2015)が、2015年4月22日(水)~24日(金)の日程で、北京市で開催されました。
 中国では現在、営業運転中の原子力発電所が21基、建設中が28基で、世界の原子力発電開発の中心となっています。こうした中、同展示会は1993年の第1回からほぼ隔年で開催され、中国における原子力関係の重要な国際展示会となっています。中国核能行業協会では、この展示会を最も重要な国際活動と位置づけ、国内外の原子力関係企業に対し出展のプロモーションを実施、日本の産業界に対しても積極的な参加を要請していました。

■期日:2015年4月22日(水)~24日(金)
■場所:北京市・中国国際展示センター(China International Exhibition Center)
■主催:中国核能行業協会(中国原子力産業協会、China Nuclear Energy Association: CNEA)
○ スーパーバイザー:国家能源局(NEA)、国家原子能機構(CAEA)、国家核安全局(NNSA)
○ 協賛:中国核工業集団公司(CNNC)、中国核工業建設集団公司(CNEC)、中国広核集団有限公司(CGN)、中国電力投資集団公司(CPI)、国家核電技術公司(SNPTC)ほか
■参加国:フランス、英国、米国、日本、スペイン、韓国、ドイツ、オーストリア、アルゼンチン、中国(10カ国)
■出展企業数:約150社(ジャパンパビリオン以外、日本1社*) *日立アロカメディカル
■来場者:約10,000人

2.「ジャパンパビリオン」の出展
当協会は、2009年に中国核能行業協会と協力覚書を締結し、原産年次大会や東アジア原子力フォーラムの機会を通じて人的交流や情報交換を実施してきました。今後も原子力発電開発が急拡大を続ける中国は地域の主要原子力利用国であり、相互協力を図ることは重要です。
当協会は同展示会を重要な機会と捉え、日中ビジネス交流支援の一貫として、日本の原子力産業界のプレゼンスを高める観点からも、ベンダー、機器製造会社、建設会社、サービス会社等、会員に広く情報を提供するとともに、会員企業とともに「ジャパンパビリオン」として初めて出展することとしました。

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「ジャパンパビリオン」の構成
① 東芝(3名):ABWR、AP1000、原子炉運転・メンテナンス技術の紹介
② 日本製鋼所(3名):会社概要、原子炉容器と蒸気発生器の大型鍛鋼品の紹介
③ 岡野バルブ製造(2名):新技術(コバルトフリー)、特殊メンテナンス(電動弁診断、AVD)の紹介
④ 富士電機(3名):圧力・差圧発信器(K3-A、K3-AD/1E)の紹介
⑤ 原産協会(2名):日本の原子力発電所の状況、原子力発電所安全対策、福島第一廃炉ロードマップ、 国際協力活動の紹介、福島県の現状に関する情報

ジャパンブースは展示会のメインステージと同じホールにあったため、比較的に多くの人がブースを来訪しました。企業による世界の原子力産業への貢献をアピールするとともに、日本の原子力の現状を知りたい多くの来訪者に対して、福島第一原子力発電所事故後の様々な対応が進んでいる様子も含め、展示スタッフがパネルやDVD、パンフレットなどを使って丁寧に説明しました。

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3.関連イベント
「第1回世界原子力開発フォーラム (World Nuclear Energy Development Forum) 」
■期日:2015年4月23日(木)
■場所:北京ラディソン・ブルー・ホテル
■講演:中国、米国DOE、ASME、日本原産協会、フランスCEA、英国DECC、IAEA、WANOなど
 
服部理事長をはじめ、登壇者11名より、各国の原子力発電の現状や今後の発展戦略について発表し、活発に意見交換を行いました。服部理事長は、「福島原子力事故後日本の原子力発電の現状と未来」と題して講演し、中国政府高官や国内外の原子力関係者約300名の聴衆が熱心に聞き入っていました。

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以上

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)

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