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IAEAマネジメントスクール開講式

2015年6月1日

真:IAEAマネジメント開講式IMG_5538 将来自国の原子力エネルギー計画を策定・管理する立場にある各国の若手リーダーを育成する「原子力エネルギーマネジメントスクール」の開校式が6月1日、東京大学弥生講堂で行われた。光石衛・東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻教授、岡芳明・原子力委員会委員長、田口康・文部科学省審議官(研究開発局担当)、香山弘文・経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力国際協力推進室長、沢井友次・日本原子力開発機構原子力人材育成センター長が挨拶し、持続可能な将来に向けて原子力エネルギーが必要であることや、福島第一原子力発電所事故の経験を世界に伝えていくことが日本の責務であることなどを語った。また、M・チュダコフIAEA事務次長もビデオメッセージを寄せた。
 同スクールはIAEAの協力のもと、昨年より「Japan‐IAEA」として日本主導で運営しており、東京大学、日本原子力研究開発機構、原産協会、産官学連携の原子力人材育成ネットワークなどがホスト機関となって実施する。日本での開催は4回目で、今年はバングラデシュ、中国、チェコ、エジプト、インドネシア、カザフスタン、リトアニア、マレーシア、ポーランド、サウジアラビア、タイ、トルコ、ベトナム、日本の14か国から35人が参加。17日までの約3週間、講義やグループ討論、テクニカルツアーなどを行っていく。今年からは原子力学会の協力で、スクール参加により、技術者能力の国際認証であるCPD(技術者継続研鑚)ポイントとして加算される。
 上坂充・東京大学大学院工学系研究科原子力専攻教授は、「特に原子力発電導入国の若手リーダーにとって、テクニカルツアーで現場を見ることは非常に重要」と強調した。