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中国:国務院がSNPTCとCPIの合併を承認、「国家電力投資集団公司」発足

2015年6月1日

 

©SNPTC

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中国の内閣に当たる国務院は5月29日、中国国家核電技術公司(SNPTC)と中国電力投資集団公司(CPI)の合併統合を承認した。これにより、中国核工業集団公司(CNNC)、中国広核集団有限公司(CGN)に並ぶ第3の大型原子力発電事業者「国家電力投資集団公司」が発足する。取締役会長にはSNPTCの王炳華・会長(=写真)、総経理にはCPIの孟振平・副総経理が就任予定である。

 SNPTCはこれまで、ウェスチングハウス(WH)社製AP1000を中心とする海外の第3世代原子力発電技術の導入・統合・国産化を担当し、中国が知的所有権を保有する出力拡大版「CAP1400」を開発。大手電力会社のCPIは遼寧省の紅沿河原子力発電所と、AP1000が2基建設中の山東省海陽原子力発電所に出資してきた。両国有企業の統合により、資源配分を合理化するとともに、国際市場で一層多くの新設プロジェクトを獲得するのが目的だ。