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韓国:新古里5、6号機の設備工事をサムスン物産の企業連合に発注へ

2015年6月8日

新古里5、6号機の完成予想図©KHNP

新古里5、6号機の完成予想図©KHNP

 韓国水力・原子力会社(KHNP)は6月3日、新古里原子力発電所5、6号機(各出力140万kWの「APR1400」)の設備工事に関して入札を行った結果、大手総合商社・建設ゼネコンのサムスン物産が率いる企業連合を落札者に選定したと発表した。同企業連合には斗山工業とハンファ建設が参加。契約総額は1兆1,775億ウォン(約1,300億円)ほどで、5号機の営業運転は2021年3月、6号機についてはその1年後の開始を目指す。

 KHNPによると、今回の入札では参加企業が提出した技術提案書と入札価格を8対2の割合で評価するという手法を初めて採用。これらを評価する専門家も内外の人材プールから抽選で選定したほか、技術提案書は匿名で作成させるなど、徹底的に公正さを重視したという。同社のチョ・ソク社長も、この制度により安全性と品質の両面で世界最高レベルの原子炉になると述べた。

 新古里発電所サイトでは現在1、2号機が稼働中のほか、5、6号機と同型の3、4号機が建設中。3、4号機はそれぞれ、2014年8月と9月の営業運転開始を予定していたが、制御ケーブルの安全評価結果の偽造が発覚後、取替作業を実施しており、運転開始日程は再調整中となっている。同社はこのほか、新ハヌル(新蔚珍)3、4号機についても2016年後半に設備工事を発注する計画である。