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WH社:スウェーデンの原子力発電所から新型制御棒納入契約受注

2015年6月9日

 東芝傘下のウェスチングハウス(WH)社は6月4日、スウェーデンのフォルスマルク原子力発電所1、2号機(各100万kW級BWR)用に制御棒を納入する契約を同発電所の所有会社から獲得したと発表した。両炉ともASEA-ATOM社が設計・建設したBWRだが、WH社は2000年に同社を買収。また、1960年代半ばからBWR用制御棒の開発を行っており、これまでに世界で供給したBWR用制御棒は6,700本以上にのぼっている。

 WH社によると、フォルスマルク発電所に対しては、すでに約1,000本の制御棒を供給した実績があり、今回の契約で納入予定の制御棒はスウェーデン中部ベステロースにある製造工場で製造する計画。同社の安全哲学に基づいて開発した最新の「CR99+」設計で、中性子吸収材を増量したことにより耐用年数が長く、発電所を長期間運転した場合でも健全性が維持されるという。