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電中研、経済成長と電力需要の短期予測発表

2015年6月12日

 電力中央研究所は6月11日、2015、2016年度の経済成長と電力需要を予測したシミュレーション分析結果を発表した。
 それによると、実質GDP成長率は、2015年度で前年度比1.9%増(2年ぶりに増加)、2016年度で同1.5%増、また、気温は2014年度並み、電気料金は5月までの情報を前提とした場合、電力10社合計の販売電力量は、2015年度で前年度比0.6%増(5年ぶりに増加)、2016年度は同0.6%増と、いずれも2年連続で増加するとしている。販売電力量は、料金上昇が減少要因となるものの、景気の回復と生産増に伴い増加するものとみている。
 同所が2014年12月に公表した短期予測によると、2015年度の実質GDP成長率は前年度比1.4%増、販売電力量は1.2%増となっており、いずれも上方修正する格好となっている。
 今回の分析は、同所が独自に開発した「マクロ計量経済モデル」を用いており、気温の変化によるシミュレーションや、世界経済の急減速や原油価格の変動といったリスクが生じた場合の経済影響についても試算を行っている。