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原子力学会の新会長に上塚寛氏

2015年6月24日

原子力学会新旧会長2 日本原子力学会は、6月19日の総会で上塚寛氏(日本原子力研究開発機構特別顧問、写真右から2人目)を会長に選任した。同氏は、原子力機構で経営企画部長、原子力科学研究所長、核燃料サイクル工学研究所長などを歴任後、2012年4月~2015年3月に理事を務めたほか、近年では、資源エネルギー庁の廃炉・汚染水対策チームや自主的安全性向上ワーキンググループに参画している。
 上塚氏は24日、東京・港区の原子力学会本部で就任記者会見を行い、前会長の藤田玲子氏(写真左から2人目)が特に力を入れていた福島関連活動に、他学会とも協働しながら引き続き取り組むとともに、事故により失われた原子力に対する信頼の回復に向けて、研究・技術者集団として活動していく考えを述べた。また、原子力学会の今後の活動に際し、上塚氏は「ポテンシャルをより高めていく必要がある」などと気概を示す一方で、近年の原子力界における人材の希薄さを懸念し、若い人たちの積極的な参画に期待をかけた。