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米国:ボーグル建設サイトで4号機の原子炉容器キャビティ設置

2015年6月24日

©ジョージア・パワー社

     ©ジョージア・パワー社

 米ジョージア州のボーグル原子力発電所で3、4号機(各110万kWのウェスチングハウス社製AP1000)の増設工事を行っているジョージア・パワー社は6月19日、同工事における最新の大規模作業として、4号機の原子炉容器キャビティに相当するCA04モジュールの設置が完了したと発表した(=写真)。

 5つのサブ・モジュールで構成される同モジュールの役割は原子炉容器の格納。総重量は32トンで、高さと幅はそれぞれ、約8メートルと約6メートルとなっている。サイト内のモジュール組立建屋(MAB)で組み立てられた後、原子炉系統建屋まで運ばれ、世界最大規模の高さ170メートルのデリック・クレーンによる吊り上げと設置が行われた。これらの作業に従事した作業員は120名以上にのぼったほか、建設サイト全体の従業員数も5,000名以上に到達。州内でも有数の雇用創出プロジェクトとなっている。

 最近同サイトで行われたその他の大規模作業としては、3号機で補助建屋ベースマットのコンクリート打設を行ったのに加え、タービン建屋内に12台のウォーターボックスを設置したほか、4号機用加圧器といった大型機器の構成部品がサイトに到着した。また、3、4号機を送電網に接続する準備として、様々な送電施設の改良・設置が完了したとしている。

 同プロジェクトではサザン社の最大子会社であるジョージア・パワー社に加えてオーグルソープ電力、ジョージア州営電力公社、州内のダルトン市営電力がそれぞれ、45.7%、30%、22.7%、1.6%を出資。サザン社のもう一つの子会社であるサザン・ニュークリア社が建設工事を監督するとともに、出資会社に代わって完成炉を運転することになっている。