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原燃輸送 LLW輸送容器蓋固定用ボルト5本破損

2015年6月29日

 原燃輸送は6月27日、低レベル放射性廃棄物(LLW)輸送容器の蓋を固定するボルトが5本折損していたと発表した。
 同社は2015年2月、LLW輸送容器管理センターで、LLWを収納して輸送する容器(空コンテナ)の保守点検時に、同容器の蓋を固定するボルト4本のうち1本が折損しているのを確認した。この原因を追究していたところ、さらに6月22日にボルト1本、6月25日に3個の容器でボルト3本が折損しているのが見つかった。これを受けて同社は、不具合の調査と原因究明を進め、必要な対策措置を講じるまではLLW輸送を延期する。
 今回の不具合について原燃輸送から6月26日に報告を受けた国土交通省は27日、「低レベル放射性廃棄物の輸送に用いるLLW-2型輸送容器の蓋固定用ボルト折損の対応について」との文書を発出し、(1)LLW-2型輸送容器について、折損の原因究明及び再発防止対策の検討を行い、その結果を報告すること(2)再発防止対策の有効性を国土交通省が認めるまで、同型輸送容器を用いた低レベル放射性廃棄物の輸送は差し控えること――を指示した。
 なお同社は、保守点検および使用前点検を行った輸送容器にLLWを収納後、ボルトが折損していないことを確認済みで、これまでの輸送での安全性に問題はないとしている。