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東芝CT「Aquilion ONE」1000台生産達成

2015年7月2日

AquilionONE-ViSIONFIRSTEdition

Aquilion ONE / ViSION FIRST Editionⓒ東芝メディカルシステムズ


 東芝メディカルシステムズは7月1日、世界で初めて一度に16cmの幅撮影を可能とした320列エリアディテクターCT「Aquilion ONE」の生産1000台を達成したと発表した。同CTは2007年から販売を開始しており、1000台目はオーストラリアで来年開業予定のニューロイヤルアデレード病院に出荷される。
 同CTは、世界で初めて1回転で心臓や脳などの臓器全体を撮影できるCTとして、2007年11月の北米放射線学会で発表され注目を集めた。その後、臨床でのエビデンスに基づく多くの有用性が実証され、形態診断から動態・機能診断、ワークフローの効率化など革新を重ね、同年発売された初代「Aquilion ONE / Global Standard Edition」では、更なる回転速度の高速化、被ばく低減技術の進化、次世代検出器、最新技術と最新アプリケーションの数々が搭載された。その後、第2世代、第3世代と進化を遂げた「Aquilion ONE」で培った最新技術は、東芝のCTラインアップに継承されており、特に逐次近似画像再構成応用の被ばく低減技術AIDR 3Dは、「すべてのCT検査の被ばくを半減させたい」との思いから東芝製CT全てに標準搭載している。2015年4月に販売開始した低線量で高画質な画像が得られる逐次近似画像再構成技術「FIRST」は、エリアディテクターCTの可能性を更に広げた。
 同社のCT事業は今年で40年を迎える。国内の医療施設では約2台に1台、世界でも約4台に1台は東芝製CTが導入されており、画像診断において重要な役割を担っていると自負している。