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フランス:パリュエル原子力発電所の非原子力部分で発生した火災が無事鎮火

2015年7月7日

 フランスの商業炉58基すべてを運転するフランス電力(EDF)の発表によると、7月2日の午後10時半頃、パリュエル原子力発電所で定期検査中だった2号機(PWR、138.2万kW)のタービン建屋で金属火災が発生したが、翌3日午前5時前には無事に鎮火した。警報が鳴った際、その場にいた所員全員が退避。けが人はなく、発電所の安全性および周辺環境にも影響はないとしている。

 当時、2号機では復水器の分解検査中で、内部のチタン製細管すべてを取り替える作業が行われていた。金属火災はこの作業が原因で復水器内部から発生したとみられており、関連の専門知見を有する消防士71人が出動。鎮火後も状況を監視するため現場に留まっている。この件は仏原子力安全規制当局(ASN)のほか、地元の県と市、および地域原子力情報委員会(CLIN)に連絡済みであり、同発電所の残り3基(各PWR、138.2万kW)は通常運転を継続している。