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規制委員会、川内1号機の検査進捗状況

2015年7月15日

 原子力規制委員会は、7月15日の定例会合で、九州電力川内原子力発電所1号機の検査状況と今後の予定を確認した。同機は、2014年9月に新規制基準適合性審査で初めて原子炉設置変更許可を受けた後、2015年3月に工事計画認可、5月に保安規定変更認可に至っており、現在、再起動に向け、2号機とともに使用前検査が進められている。7月10日には燃料装荷を完了した。
 3月30日に始まった使用前検査は、法令に定められる第1~5号の工程に関するもののうち、第1~3号を終了した。また、5月の保安規定変更認可後、6月5日の保安規定施行を踏まえ、同8~26日に2015年度第1回保安検査を行い、重大事故発生時の体制整備などが保安活動に適切に反映、実施されているかを確認したほか、7月6~14日には燃料装荷のための操作について検査を実施した。今後は原子炉起動前に、厳しい事故に対する総合訓練について検査を実施することとしている。施設定期検査は、新規制基準の施行前に実施した項目も含め、改めて検査が行われているところだ。
 田中俊一委員長は、原子力規制庁の各検査担当から説明を受けた後、「スケジュールありきではなく最後まで安全優先」と述べ、新規制基準審査を受けた最初の起動となることから、今後の検査活動に対し緊張感をあらわにした。