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IAEA/IRRS、日程固まる

2015年7月16日

 IAEAが加盟国の原子力規制に関し、許認可、検査などに係る法制度や、関係する組織も含む課題について総合的レビューを行うIRRS(総合規制評価サービス)ミッションが2016年1月11~22日の日程で来日することとなった。7月15日の原子力規制委員会定例会合で、6日、7日に行われたIRRS準備会合結果として説明がなされたもの。
 今回のミッションは、中越沖地震後の柏崎刈羽原子力発電所調査などを率いた実績のあるフィリップ・ジャメ氏(フランス原子力安全局コミッショナー)がリーダーとなり、規制委員会の所掌事項を対象にレビューを実施するが、IAEAミッションで既にレビューを受けている福島第一原子力発電所に関する取組などは重複を避けるため対象外となる。また、特に焦点を当てる事項としては、検査、継続的改善(バックフィット制度など)、安全研究能力の強化、人材育成が、現時点での候補となっている。
 これまでに日本では、2007年にIRRSを受け入れた実績があるが、福島第一原子力発電所事故を経て、以降のフォローアップ調査を受けていないことが政府や国会の事故調査委員会報告書でも指摘されていた。IAEAの内規では、本調査から2年後を目途にフォローアップ調査を実施することとされている。