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中性子科学分野で日豪協力取決め締結

2015年8月6日

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)、日本原子力研究開発機構(JAEA)、オーストラリア原子力科学技術機構(ANSTO)による中性子科学分野の相互協力に関する取決めの締結式が7月20日、シドニーにて行われた。KEKとJAEAが運営する大強度陽子加速器施設「J-PARCセンター」が8月4日に発表したもの。
 現時点でオーストラリアには、原子力発電の計画はないが、原子力技術による健康、産業、研究、環境への貢献を支持しており、原子力研究の中核となるANSTOが所有する研究炉「OPAL」では、医療用アイソトープMo-99の増産計画が進められている。
 今後、日豪双方の技術革新に向けて、「OPAL」と「J-PARC」の両施設のさらなる開発促進を図ることを目指し、取決めの締結に至った。12月には、「J-PARCセンター」でワークショップを開催し、中性子実験装置などに関する協力を進めていく。