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東京電力、ホールディングカンパニー制移行後の新ブランド発表

2015年8月19日

 東京電力は8月18日、2016年度から導入するホールディングカンパニー制に伴う新会社のシンボルマークおよび各事業会社の商号など、東京電力グループの新ブランドを決定、発表した。
 同社では、2016年4月の小売市場の全面自由化、2020年の送配電部門の法的分離など、エネルギー業界の大きな変革を控えるところ、原子力事故の責任全うとともに、低廉な電力の安定的供給を貫徹するため、燃料・火力発電事業、一般送配電事業、小売電気事業の3つの事業を分社化し、ホールディングカンパニー制に移行することを、2014年1月に政府より認定された「新・総合特別事業計画」の中で述べている。移行後の持株会社「東京電力ホールディングス株式会社」のもと、3つの事業会社の商号はそれぞれ、「東京電力フュエル&パワー株式会社」、「東京電力パワーグリッド株式会社」、「東京電力エナジーパートナー株式会社」となる。賠償と廃炉を含む原子力発電事業、水力・新エネルギー発電事業、グループ経営管理については、ホールディングカンパニー制移行後も持株会社が持つ。
 また、新たなシンボルマークは、これまでも略称として用いられてきた「TEPCO」を、「エネルギー業界のリーディングカンパニーとしての先進的でグローバルな企業イメージ」を伝えるマークとして図案化し、色は、福島復興責任を果たしていく決意を強く表すよう、これまでのコーポレートカラー「赤」を継承している。

東京電力グループの新しいシンボルマーク

東京電力グループの新しいシンボルマーク

 東京本店で発表記者会見に臨んだ廣瀬直己社長は、グループの新たなブランドスローガン「挑戦するエナジー。」にかける思いを述べ、東京電力創業時を振り返りつつ「先人の時代を拓く情熱、挑戦者のスピリッツを呼び起こし、厳しい状況を乗り切る」と意気込みを示した。