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フィンランド:オルキルオト3に計測制御系の操作キャビネット搬入

2015年9月1日

 フィンランドでオルキルオト原子力発電所3号機(PWR、172万kW)(OL3)を増設中のティオリスーデン・ボイマ社(TVO)は8月28日、計測制御(I&C)系の操作キャビネットがサイトに搬入されたと発表した。これにより発電所システムの試験が2016年第1四半期にも開始可能になる見通しで、現在の通常運転開始日程である2018年末を目指して作業に集中していくとしている。

 世界初の欧州加圧水型炉(EPR)設計採用炉として2009年に完成予定だったOL3の建設工事は、仏アレバ社と独シーメンス社の企業連合が請け負ったが、フィンランド規制当局によるI&C系の承認遅延は建設工事を遅らせる一因にもなっていた。同企業連合は7月末にI&C系の工場出荷試験をドイツのユーランゲンで完了。今後のステップとして、I&C系の安全機器関連で残っている試験を含めてI&C系全体の試験を完了し、まもなく迎える次の冬にもサイトに納入する計画となっている。