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川内1号機が営業運転復帰、新規制基準施行後初

2015年9月10日

 九州電力川内原子力発電所1号機(PWR、89万kW、写真左)が9月10日、原子力規制委員会による最終検査を終了し、営業運転に復帰した。2013年7月の新規制基準施行後の営業運転入りは初のことで、同機については、規制委による審査を経て2014年9月10日に原子炉設置変更許可に至ってから丁度1年を要した。SENDAI
 川内1号機の再開に向けては、同2号機、北海道電力泊1~3号機、関西電力大飯3、4号機、高浜3、4号機、四国電力伊方3号機とともに、新規制基準の施行された2013年7月8日、適合性を確認する審査を受けるため、原子力規制委員会に対し、原子炉設置変更許可などの申請が行われた。その後の審査の進捗状況から、川内1、2号機は、大きな審査項目をクリアできたことから、2014年3月以降は、「優先的に審査を進める炉」として、集中的に審査が進められ、同年7月16日に「審査書案」の取りまとめ(パブリックコメント開始)、同年9月10日に原子炉設置変更許可に至った。
 また、立地地域に関しては、同9月12日、経済産業大臣名で、鹿児島県知事および薩摩川内市長に対し再稼働を進める政府の方針について理解を求める文書が発出され、11月7日に鹿児島県議会で再稼働を求める陳情が採択、県知事より再稼働への同意が表明された。
 その後は、1号機が先行して、2015年3月18日に規制委員会より工事計画が認可、同月30日より使用前検査が開始された。使用前検査が進捗し、同機は、7月6~10日に燃料装荷が行われ、8月11日に原子炉起動、14日に発電を再開、徐々に出力を上昇し31日に定格熱出力一定運転となった。
9月9日には、使用前検査および施設定期検査の各最終検査項目に入り、川内1号機は、いずれも要求事項が満たされたとして、10日16時、原子力規制委員会より、合格証(使用前検査第5号)、終了証(総合負荷性能検査)が交付され、営業運転復帰となった。
 川内原子力発電所では翌11日、2号機の燃料装荷作業が開始されることとなっている。

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