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日イラン首脳会談 イラン核問題の最終合意の着実な履行と二国間協力強化めざす

2015年9月29日

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安倍首相とローハニ大統領ⓒ内閣広報室

 安倍晋三首相は9月28日、H.ローハニ・イラン大統領との首脳会談をニューヨークの国連本部内で行った。
 安倍首相は、イランの核問題の最終合意を歓迎し、同大統領のリーダーシップに敬意を表した。また、二国間のハイレベルの活発な交流を歓迎し、両国関係の強化を望むとした。
 ローハニ大統領は、今般のイラン核問題最終合意に伴い、今後協力を拡大していきたいと述べた。安倍総理は、まず核問題についての最終合意の着実な履行が重要であり、IAEAとの協力を期待するとともに、日本としても履行プロセスにおいて積極的な役割を果たしていきたいと意欲を示した。
 ローハニ大統領は、二国間関係に関して過去エネルギー分野の協力があったことに触れ、新たな分野として運輸・交通、環境、文化、学術、学生交流、医薬品・医療機器などの分野においても協力を拡大したいとし、日本の銀行に対しても決済面での協力を求めた。
 欧米等6か国とイランは7月14日、イランが今後10~15年間核開発を制限し、国際原子力機関(IAEA)の検証のための査察を受け入れる包括的共同行動計画(JCPOA)で最終合意しており、9月21日には天野之弥IAEA事務局長がイランのパルチン・サイトを視察した。