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ミラノ万博「ふくしまウィーク」 福島の食の魅力と美味しさ発信

2015年10月22日

 イタリアで5月より開催中のミラノ国際博覧会日本館で10月11日から14日まで、「ふくしまウィーク」が開催された。福島県の現状に関する正しい情報を伝えるため、2015年7月に福島県を訪れたミラノ大学生や「あったかふくしま観光交流大使」を務める辰巳琢郎氏などによるトークショーや、世界からの支援に対する感謝を伝える映像等の放映、福島県の現状をデジタルデータとしてまとめたタブレット端末による情報発信、伝統行事「だんごさし」を体験するワークショップや、桃加工品の試食や日本酒の試飲等が行われた。同日本館はイタリア時間の10月19日に累計来館者数が200万人を突破し、10月31日の博覧会閉幕に向けて連日にぎわいを見せている。
 内堀雅雄福島県知事は10月19日の定例記者会見で、今回のミラノ訪問について、万博で福島の復興が着実に前に進む姿や食の安全性の確保に関する取組等を発信してきたことを報告。また、地元メディア向けには復興の状況等に関して説明するセミナーを実施したほか、関係者を招いたレセプションでは福島県産の日本酒や、福島の新しい米「天のつぶ」を用いたお寿司、桃などの食材を用いた料理を提供して、福島の食の安全と魅力をアピールしたと語った。さらにミラノ大学を訪問して副学長や教授および学生たちと懇談を行い、今後の継続的な情報発信に関する協力について合意したほか、同大学の講演会では「国内外の多くの人々に福島への関心を持ってもらい、復興へ向けた取組等に共感してもらうことが大切」と伝えてきたと述べた。内堀知事は、今後も国内外へ福島県の正確な情報を発信して風評払拭および風化防止を図り、将来の輸出促進につなげられるよう福島の食の安全と魅力を伝えていくと力を込めた。