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ロシア:11月下旬に建設中のロストフ4号機で原子炉容器設置へ

2015年10月27日

ロストフ4号機の大型機器©ロスアトム社

ロストフ4号機の大型機器©ロスアトム社

 ロシアの民生用原子力発電事業者であるエネルゴアトム社は10月22日、黒海北部のロストフ(旧ボルゴドンスク)原子力発電所で建設中の4号機(100万kW級PWR)で予定している原子炉容器の設置に向けて、準備作業が大詰めを迎えていると発表した。11月19日から10日間の日程通り同作業を万全に実施するため、10月終盤は400トンのポーラークレーンでテストを行う計画。同クレーンを使って、原子炉容器や蒸気発生器(SG)などの大型機器をすべて専用区域にセットしておき、11月前半にもこれらの最初の1つをサイト内に持ち込む。年末までに全作業工程における多くの節目をクリアするスケジュールであるため、タービンや電源の設置、主要な配管の溶接準備も行う予定。同炉が運転を開始するのは2017年になるとしている。

 同サイトでは100万kW級ロシア型PWR(VVER)の1、2号機がそれぞれ2001年と2010年に営業運転を開始。ロシアで30基目の商業炉となる同型の3号機も、今年9月に営業運転開始許可が下りたところである。