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関西電力、美浜3号機の60年までの運転期間延長認可を規制委に申請

2015年11月26日

関西電力原発審査状況 関西電力は11月26日、美浜発電所3号機の60年までの運転期間延長認可と、新規制基準適合性審査に係る工事計画認可を原子力規制委員会に申請した。同機の新規制基準適合性審査については、3月17日に原子炉設置変更許可の申請が行われている。また、運転期間延長認可の申請は、高浜1、2号機に続き3基目。
 同社では、原子炉等規制法の規定により、40年までとなっている原則運転期間の延長に際し、5月より美浜3号機の原子炉容器などの対象機器について、特別点検を実施し健全性を確認したほか、高経年化技術評価を行い60年までの運転期間を想定しても問題がない判断したとしている。
 一方、同機は運転期間満了が2016年11月30日となっており、再稼働するには、それまでに新規制基準への適合確認と、運転期間延長認可の審査を完了させる必要がある。この他、関西電力では、高浜1、2号機、大飯1~4号機の審査が途上となっているおり、今後の審査に要する期間の見通しから、規制委員会は10月27日、八木誠社長を招き意見聴取を行った。八木社長は、「迅速かつ適切な資料提出に全力を尽くす」とした上で、規制委に対しバランス良く審査が進められるよう求めており、審査途上のいずれのプラントについても「電気事業者の使命、経営上重要」として、早期再稼働に努めていく考えを示している。