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米原子力エネルギー協会のファーテル理事長兼CEOが2016年末に退任へ

2015年12月18日

©NEI

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 米原子力エネルギー協会(NEI)は12月17日、M.ファーテル理事長兼CEO(=写真)が2016年末をもって退任することになったと発表した。すでに今年5月の理事会で非公式に意向表明していたもので、今回の正式な辞意表明を受けてNEI執行委員会は後任候補者のリスト作りを開始する予定。ファーテル理事長は16日のプラッツ社のインタビューで、2014年半ばからNEIの最高業務責任者(COO)を務めているM.コースニック女史が最有力候補との見方を明らかにしている。

 1994年のNEI発足当時、ファーテル氏はNEIの原子力経済・燃料供給担当副理事長に就任。2003年に上級副理事長に指名されたのに続き、2009年からは理事長職を務めていた。NEIの執行責任者として、同氏は福島第一原子力発電所事故発生時の米原子力産業界としての対応や、同事故の教訓に基づく産業界の安全性改善努力を牽引。同氏のリーダーシップの下、NEIは連邦政府や州政府のエネルギー政策において原子力の価値が一層強く認知され、既存の建設計画や次世代型炉の開発を通じて原子力産業界が発展していくよう尽力した。