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文科省、規制委勧告受け「もんじゅ」のあり方に関する検討会を28日に始動

2015年12月24日

 文部科学省は12月22日、日本原子力研究開発機構「もんじゅ」のあり方に関する検討会の初会合を12月28日に開くと発表した。「もんじゅ」に係る保守管理不備問題の頻発に鑑み、原子力規制委員会より11月に、(1)原子力機構に代わる者、(2)それが困難な場合には安全上のリスクを明確に減少させるよう「もんじゅ」のあり方を抜本的に見直すこと――を検討するよう勧告されたのを受け、根本的な問題と原因、発電用原子炉としてのあり方について、来夏を目途に結論を得るべく検証する。
 馳浩文科相は22日の会見で、「これまで指摘を受けてきた安全、保守管理などを総括した上でどのような体制がよいのか専門的見地から考えたい」と検討会の設置主旨を述べたほか、廃炉については「まったく認識は持っていない」として、エネルギー基本計画を踏まえ、地元の意見も聞きながら安全に運転できる主体を模索する考えを示した。
 検討会の委員は以下の通り(敬称略、50音順)。
 ▽有馬朗人(座長、根津育英会武蔵学園長)▽井川陽次郎(読売新聞論説委員)▽櫻井敬子(学習院大学法学部教授)▽高橋明男(原産協会理事長)▽丸彰(日立GEニュークリア・エナジー顧問)▽宮崎久美子(東京工業大学イノベーション研究科教授)▽宮野廣(法政大学デザイン工学研究科客員教授)▽山本章夫(名古屋大学工学研究科教授)。