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東京電力の原子力安全改革に、元米NRC委員長クライン氏「着実に進捗」との評価

2016年2月10日

 東京電力は2月9日、原子力安全改革プランの進捗状況を公表した。各発電所における安全対策や、「安全意識」、「技術力」、「対話力」のマネジメント面での取組状況を定期的に取りまとめ、外部有識者による委員会に報告し評価を受けているもの。
 今回の2015年度第3四半期進捗状況によると、福島第一原子力発電所の廃炉作業は着実に進捗しており、引き続きリスクの低減に取り組んでいくとしている。また、柏崎刈羽原子力発電所では、先般発覚した中央制御室床下のケーブル分離不良に関する事案を踏まえ、「原子力安全はすべての社員の責任である」ことを再確認し、「安全意識」、「技術力」の向上に一層努めていくとしている。
 これを受け、外部有識者委員会で委員長を務めるデール・クライン氏(元米国原子力規制委員会委員長)は、「東京電力の原子力安全改革は着実に進捗している」と評価するコメントを発表した。
 東京電力では3月に、福島第一原子力発電所事故後進めてきた原子力安全改革の開始から3年となることを踏まえ、これまでの成果に対する自己評価を実施することとしている。