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東京電力、2027年度までの福島第一がれき総量を試算

2016年2月15日

 東京電力は2月12日、福島第一原子力発電所で2027年度までに発生するがれきの総保管量が、現状で行くと約74万9,000立方m(東京ドームの約6割)に上るとの試算を公表した。同日開かれた原子力規制委員会の福島第一の廃棄物に関する検討会で示されたもの。同社では将来の発生量予測を踏まえ今後、10年間の中長期保管管理計画を作成するとともに、定期的に実績発生量を確認し、保管エリアを確保していくこととしている。
 それによると、2015年夏以降の発生予測量が約40万立方mとなるがれき類のうちで、タンク設置・解体など、汚染水対策工事に伴うものが最も物量が多く約15万立方mに上り、また、排気筒解体関連では発生量約1.2万立方m中、52%が線量30mSv/h超と想定されている。
 また、焼却対象物では、伐採木が保管総量約14万5,000立方mとなるほか、使用済み保護衣は2027年度末までに累積約35万8,000立方m発生し、2月より稼働した雑固体廃棄物焼却設備(処理量7.2トン/日×2基)による減容を想定すると、保管総量は約5万4,000立方mに抑えられるなどと試算している。