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原子力委員会 高浜1~4号機設置変更許可の諮問に答申

2016年3月22日

DSCF5821 原子力委員会は3月22日、原子力規制委員会による関西電力高浜発電所の新規制基準への適合性審査結果を含む諮問に関し、妥当とする答申を決定した。
 既に審査を完了した高浜3、4号機に続き、規制委員会は2月24日、同1、2号機について、新規制基準に適合するとの「審査書案」を取りまとめ、原子力委員会と経済産業省へ諮問するとともに、3月25日までの意見公募を始めた。1、2号機はいずれも運転開始から40年を経過しており、再稼働するには、運転期間延長審査にも合格する必要がある。なお、今回の審査は、1、2号機の運転も前提としており、3、4号機の緊急時対策所の変更等を含め、全号機に係る原子炉設置変更許可申請となっている。
 阿部信泰委員は、昨今の世界情勢を踏まえつつ、3月末にワシントンで開催される核セキュリティサミットで日本が核不拡散・核セキュリティ面での十分な措置を取っていることを示すのは重要だとして、「原子力規制委員会、関西電力株式会社及び関係当局が原子炉のみならずこれに関連して存在する核分裂物質・放射性物質が目的以外に使用されることがないよう核不拡散・核セキュリティの側面に今後とも十分・不断の注意を払うよう期待する」とコメントを添えた。