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島津製作所 高解像度マイクロフォーカスX線CTシステム発売

2016年4月5日

inspeXioSMX-225CTFPDHR

マイクロフォーカスX線検査装置「inspeXio SMX-225CT FPD HR」ⓒ島津製作所

 島津製作所は4月5日、業界トップクラスの広い撮影視野と高い解像度の3次元画像を得られるマイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio(インスペクシオ)SMX-225CT FPD HR」を発売した。2016年度に国内で10台の販売を目指すとしている。
 マイクロフォーカスX線CTシステムは、マイクロフォーカス(微小焦点)X線発生装置とX線検出器との間で回転する検査対象物のX線透視画像をコンピューター処理することで、検査対象物の内部構造を3次元で観察できる装置である。主に、自動車部品、電子機器やリチウムイオン電池などの研究開発、検査および故障解析などに利用されている。
 同製品は、従来製品比で約4倍の面積の大型高解像度フラットパネル検出器と、X線発生効率を同社比で約3倍に高めた同社製新型X線発生装置を備えている。これにより、同社最上位機種の8倍以上かつ業界トップクラスとなる最大1400万画素相当の入力解像度を実現した。大きな検査対象物を1度に撮影でき、微小な領域も高精細かつ高コントラストに観察できる。
 また、「おまかせCT撮影機能」など条件設定が簡単で、同社比最速50倍の演算処理を行うことのできる新ソフトウェアなどを備え、これまで観察が難しかったGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性プラスチック)など複合樹脂材料の内部構造や断面画像も簡単に取得でき、多様な検査対象物に1台で対応できる。