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規制委、高浜1、2号機が新規制基準に適合との審査結果を正式決定

2016年4月20日

 原子力規制委員会は4月20日、関西電力高浜発電所1、2号機が新規制基準に適合しているとする審査結果を正式決定した。規制委は同日の会合で、2月に取りまとめた両機の「審査書案」への意見公募結果、原子力委員会および経済産業省からの同意について説明。運転開始から40年を超えた高経年炉で新規制基準をクリアした(原子炉設置変更許可)のは初めてとなる。再稼働するには、運転期間延長認可の審査も通る必要がある。原子力規制庁担当官の説明によると、「審査書案」に寄せられた意見では、今回の審査には直結しないものの、運転期間延長に関するものが最も多くを占めたとしている。
 関西電力は2015年2月に高浜発電所3、4号機の新規制基準適合性に係る原子炉設置変更許可を取得後、1、2号機についても、同年3月に審査を申請し、同年4月には60年までの期間延長認可の申請を行った。さらに、同年7月には、1、2号機の基準地震動を最大加速度550ガルから700ガルに見直した上で、工事計画認可申請および運転延長認可申請の補正を行っている。今回の審査結果を受け、同社は、「安全性が確認された原子力プラントの早期の再稼働に全力で取り組んでいく」とのコメントを発表した。
 新規制基準適合性審査をクリアした(原子炉設置変更許可)プラントは、今回の高浜1、2号機を含め、計7基となった。
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